白雉日報社公式ブログ

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選挙戦術とは、心理学である

25日に投開票が行われた多賀城市長選挙は

宮城県議会議員の深谷晃祐氏(40)が

前副市長の鈴木明広氏を大差で破った。

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若さと行動力を訴え、非常にエネルギッシュな選挙活動を展開

自民党宮城県連特に青年局が全力で応援に入り

緒戦から鈴木氏を大きくリードした。

深谷氏は多賀城市議会議員から宮城県議、そして多賀城市長へと

トントン拍子でキャリアを積んでおり、今後は国政を狙う

ポジションまで上り詰めてきた。

深谷氏はもともと、選挙に強いことで知られている。

非常に勢いのある選挙戦を展開するからだ。

 

選挙戦で重視すべきは「雰囲気」

 

実は、選挙戦というのは雰囲気も大切である。

セオリーどおりに選挙カーを回し、個人演説会をやるのは当然だが

大事なのは事務所が明るい雰囲気だったり、スタッフがとても元気だったり

することも重要なのである。

もし、選挙事務所がまるでブラック企業のような暗い雰囲気だったら

有権者は決して良い印象を持たないであろう。

事務所やスタッフは、候補者の代理であり、イメージである。

だから僕は機関紙で「自分たちも候補者であるという意識を持ってほしい」

と呼びかけている。これは冗談でも言葉を飾ったわけでもなく

闘志を燃やして、元気にハキハキと運動をしてほしいのである。

もちろん、公約も重要である。

しかし、有権者が興味を持つのは、まず第一印象といわれている。

この第一印象で興味を持ってもらえれば、公約もしっかり吟味してくれる。

まず自分が有権者であれば、候補者の何を見るであろうか。

何でも自分を相手に置き換えてみると、視点も変わって

自身の課題に気づくことができる。

選挙というのは、人の心理行動であるから心理学が深く影響している。

メンタリストとまではいかないが、いわゆる選挙プランナーという人々は

選挙戦術の裏付けとして心理学を使うのである。

それをうまく使う人もいるのだが、実際の選挙には正解というものはない。

選挙運動に関わる方々はぜひ、さまざまなことを試行錯誤をして

自身にとっての「正解」を見つけていただきたい。