選挙の準備は今からやっておくべし
7月10日、福島市議会議員選挙の開票を迎えた。
福島県本部や僕も応援に入って選挙戦を戦った。
さすがに、ポッと出の新人がいきなり当選するとは思っていないが
それでも厳しい選挙戦だった。
最低目標である供託金没収を免れたので、「まぁ、こんなものか」というのが
候補者含めて陣営共通の気持ちであろう。
課題抱えた選挙戦
思えば組織作りや準備面で大きい課題を抱えながら選挙戦に突入し
何とか形だけは整えて、どうにかこうにか終えたという状況だった。
本来、僕も準備段階から関わってはいたものの
公認でもなく、また党員でもない場合の線引きを引いたため
アドバイスに留まってしまったことも、この状況を招いた遠因である。
選挙というのは、いろいろとやることがあり、何回かやっていれば
「この時期に何をして、何をいつまでに準備しておく」というのは
感覚で分かってくるものなのであるが、最低限準備をしたところで
突き詰めていけば、やるべきことは次々増えてくるもので
結局100%の状態で臨むことはあまりないのである。
そうならないためにも、普段から地域との付き合いを大事にして
必要とあらば行政への要望活動を行うなどすれば
地元は候補者に味方してくれる。選挙の手伝いにも来てくれる。
何事も積み重ねなのだと実感する。
次の選挙は今から準備せよ
日本第一党はさっそく今週中に反省会を開催する予定だ。
非常に厳しい評価がなされるだろう。しかしこれは悪いことではなく
いかに今回の選挙から経験則を得ることができたか。これは大きい。
いわゆる「ネット軍師」などのように、「もうとっくに通った道なんだわそれ」
という論評をされるより、何千倍も参考になる。
くわばら氏は、次もまた挑戦するとのことであった。
ちなみに4年後を見据えるなら、今から活動を始めなければ間に合わない。
さっそく勉強会をして、今から何をするべきなのかを考えなければいけないだろう。
僕たちも、準備段階からの関わり方をちょっと考え直す必要がある。
実は今回、くわばら氏に推薦候補とするに当たり、ちょっと党本部と
揉めたりもして調整に手間が掛かってしまった。
僕も党側の調整をしっかりやっておかないと、思わぬ横槍が入りそうである。
勝てる戦を学ぶには、勝てる候補から
さて、仙台市議選も21日告示であり、僕は地元の現職市議の選対に入っている。
「勝てる戦い」をする候補なのだが、弱点としては極めてアナログであること。
「勝てる段取り」にデジタル化を組み合わせることで、より効率的かつ
効果的な戦いができるであろう。次の戦いはこれを提唱していきたい。