白雉日報社公式ブログ

日本第一党東北地方の何でも屋さん。

船や馬で選挙活動はできるのか?

種々の選挙に携わっていると、「こんなこともあるのか」

というケースに出くわすことがある。

例えば、乗り物なんかはそうであろう。

 

船舶での選挙運動も可能

 

選挙運動において、選挙カーならぬ

「選挙ボート」を使用することはできるのか?

通常は選挙カーではあるが、島しょにおいては

船舶でもって選挙運動を行うことがあるであろうか。

実は、船舶での選挙活動は認められている。

ほとんどは選挙カーと同じ扱いである。

乗船できる運動員は、船員を除いて4人で、いずれも腕章を付ける必要がある。

そしてまた、選挙カーと同じで、演説を行う場合はその場で

止まって行わなければならない。

あれ、でも潮に流されている場合はどうなんだろうか…。

 

車両であれば使用可能

 

では他の乗り物についてはどうであろうか。

よく小回りがきくということで、自転車に乗って

選挙運動をしている人をよく見かけるが。

実は自転車はもちろん、ソリ、荷車、リヤカーなどについても

使用は可能である。つまり、車両と認められているから

馬を使用することもできる。現実的ではないが、数十騎からなる

騎馬軍団を組織して走り回るのもできるという理屈になる。

相当目立つであろう。当選に結び付くとは思えないが

例えば相馬市のように、名産地であれば面白いかもしれない。

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こんな選挙ができる?(甲府市観光協会HPより)

 

しかし、立て札やポスターなどを

貼ったりして使用することはできないから注意である。

よく見かけるのは、自転車の後ろの部分に幟を括り付けて

走ることである。都市部なら、自動車よりむしろ自転車のほうが

回りやすいのであるから、そっちを主に使用する候補者も多い。

本当に選挙カーは必要だろうか。効率と費用対効果を考えながら

自身の「武器」を選ぶことが重要である。

もちろん、さまざまな規制があるため、公選法を守りながら

いろいろなことにチャレンジしてほしい。