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田母神氏、公選法違反で逮捕、一方・・・。

航空自衛隊幕僚長で、東京都知事選挙などに出馬経験のある田母神俊雄氏と
資金管理団体の元事務局長、島本順光氏が
選挙運動の運動員に報酬を支給していたとして
14日、公職選挙法違反で東京地検特捜部に逮捕された。
田母神氏は報酬を支給していた事は認めながらも
「違法という認識はなかった。買収を指示したり、了承したこともない」と
釈明していた。
一方、資金管理団体には、5000万円ほどの使途不明金が発生しており
選挙事務所の幹事長を務めた水島聡氏が田母神氏を告発する事態に発展している。


これに対し、ネット上では
「田母神なんか支持してない」
ネトウヨざまあ」
などと嘲笑する反応のほか
「がんばってください、待っています」
「なぜ他の政党の議員は逮捕されないのか」
と擁護する反応もあり、二分している状況。
本件は氷山の一角とみられており、騒動はさらに長引きそうだ。


「順境は友をつくり、逆境は友を試す」という言葉がある。
文字通り、人はうまくいっている時に友人がたくさんできるが
その人が逆境にある時に本当の友であるかどうかがわかるということだ。
今回の件は、それが如実に現れていることであろう。
僕は田母神氏も、水島氏も支持しているわけではないので
今回の件について直接論評することはない。
しかし、在特会より最低であることは確実である。
在特会桜井誠会長(当時)が逮捕された時、少なくとも支部長クラス以上で
彼を見捨てることはなかった。むしろ判決費用にと
多くの浄財が集められ、実際に裁判費用に充てられたのである。
誰かが逮捕された時、会が火の玉となって救出に注力した。
今、「田母神を助けろ!」と動いている人はどれほどいるであろうか。
行動する保守は、一丸となって活動している。
その点、誇るべきことであろう。


何はともあれ、政治家になろうという人は少なからず
逮捕歴はあるものである。田中角栄元首相はじめ
辻元清美氏、鈴木宗男氏・・・挙げればきりがない。
政治家としては必ずしもマイナスというわけではないのである。
田母神氏は良い経験だと思って、しっかりと罪を償ってほしい。