白雉日報社公式ブログ

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香港内の観光

今日は晴れ、暖かい。
暖かいっていうか、香港は南なので
そりゃ暖かいわ。最低気温摂氏14℃とのこと。
そんなわけで、コートとかなしで軽装で出かけたのだ。
ところが、起床が6時20分とか睡眠時間が3時間って。
殺す気満々なスケジュールに一同うんざりだったのだ。


最初は外でお粥と点心の朝食。
香港人は、月収が基本的に少ない(平均13万円くらい)ので
共働きをしないといけない。すると、料理をする暇もないので
朝も外食することが多い。外で食べると安上がりなのだそうだ。

お粥は味付けは塩っぽかったけど
なかなかおいしかった。重湯にも似てたかな。
ただ点心は朝に食うものじゃないね。


最初はコンベンションセンター
香港は、香港島と本土の2つで構成されている。
昔はカーフェリーで行き来していたが、1972年に熊谷組によって
海底トンネルが建設されてからは、車の往来が可能になった。
国営なので、110円くらいで通ることができる。
もう一つのトンネルもあるが、そこは民営で高いので結局
国営の安いほうが混んでしまうわけだ。
さて、コンベンションセンターだが

こんな飾り物がある。これは、1997年に英国から中国に返還された
時に北京から運ばれたモニュメントで、返還調印式も
コンベンションセンターで行われた。
純金なのかと添乗員に聞くと、金メッキだという。
「純金だったら今頃なくなってますw」という言葉が印象的だ。
ここからは、香港の反対側を見ることができる。

一番高いのが環球貿易広場で、高さ484メートル
世界で4番目に高いビルだ。あ、スカイツリーがあるから5番目だね。
少しもやっているのは、空気が汚いため。
というのも、本土の深センは工場地帯のため汚染された空気が
香港にも流れてきているそうだ。
じゃあ香港はどうなのさ?というと、香港では路上喫煙が禁止。
車も、日本製が圧倒的に多いが自動車税が100%かかる。
それでも空気は汚いので、天気予報には温度や湿度のほかに
空気の汚染度なんてのもあるくらいだそうだ。


続いて、ビクトリアピーク。
これは香港で一番高い山で、標高約500メートル。

ビクトリアピークから見た香港市街。
左側の高いのが環球貿易広場で、次に高いのが国際金融中心。
見ればわかるとおり、高いビルが多い。これは香港では地震がないため
だというのだが、これからもそうなのかどうか?
四川や台湾でも地震はある。香港にはないというわけにはいかんでしょ?
「2012」みたいな展開になるんじゃないか?
コワス。

お次はレパルスベイ。
ビクトリアピークを挟んで反対側の海浜だが
このへんは高級住宅地で、富豪が多いらしい。
地元の不動産屋(中国語で地産)ではM$ってのがほとんど。
ミリオンドル(1億円以上)という意味だ。買うか!

レパルスベイには天后像がある。というか、他にもいろいろある。
本来はこのビーチの安全を祈るためにつくられたのが最初だが
どんどんいろんな神様がつくられて、金運だの、良縁だのに効くとか。
香港人はとても信心深くて、風水や手相、人相にも敏感だそうだ。
こういういろいろな神様がいる風景は日本にも似ている。

一番上の茶色の建物。ビーチから見えるのだが
実はこれ、ジャッキー・チェンの家だって。
こんだけ注目されていたら、プライバシーもクソもねえな。


はい次はまた戻ってきますよー。
これが庶民的な香港人の住宅。凄い集合しまくり。

でもこれ、ベランダないよな。香港ではベランダがない
集合住宅が多い。ベランダつくるとコストが高くなるためだ。
従って、洗濯物は宙吊り。洗濯物がなくなることも多いそうだ。


よし次。さすがツアー旅行だね。詰め込みまくり。
ここまでくるとくたびれてきているよ。

これは黄大仙という寺。比較的新しく30年くらい。
香港でも有名な観光地で、いっぱい観光客が来ていた。
これはとある漢方薬で財を成した人が、それを記念して
建てたのだという。

たまたま近くにいた職員さんが記念写真の犠牲に。
ここにも三帝廟だとか、いろいろな神が祀られていて
何とも派手だなぁと感じる。


お次は、手形のハリウッドといわれている
中国の俳優・女優の手形を集めた広場だ。

ジャッキー・チェン

↑これがサモ・ハン・キンポー

ジェット・リー


ブルース・リーの像もあったけど、彼の手形はなかった。
そりゃそうだよな…。


夜は北京ダックを食べて
それから、2階建てバスでネーサン通りを走る。

有名なネオン看板をたくさん通り過ぎる。
スリルがあるとかっていうよりも
オープンで飛ばしまくるもんだから
風が凄い。そして寒い。
Oさんの帽子がなくなったとか言っていた。
隣に座っていた代理(酔)が力説するに
「消えたんだよ!ここに置いておいたの見たもん!
 消えるってことがあるんだよ!そう、天に召されたんだよ!」
だということだった。
あーそういえば僕もお金がいつの間にか消えていたことがありました。


そんな酔いどれ一味の夜はまだまだ続くのだった。