白雉日報社公式ブログ

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突然のGo To トラベル一律停止。極端すぎはしないか

12月14日に菅義偉内閣が突然打ち出した

「Go To キャンペーン」の一時停止措置。

相変わらずメディアは批判の雨あられではあるが

ネット上では「感染者が増えている以上仕方ない」「遅すぎる」

といった声が目立った。

news.yahoo.co.jp

もともと、東京都や大阪府、北海道といった感染者が多数である都市圏は

自粛ということで発表されていた。しかし、全国一律というのは

事前に何の準備もなく行われたことである。

いささか極端すぎはしないだろうか。

 

高級旅館の利用が増加

 

本当にGo Toトラベルの恩恵はあるのか、宮城県内と山形県内の

商工会議所に聞いてみたことがある。

すると、Go Toトラベルではビジネスホテルの割引はさほどではないし

出張で宿泊する場合割引関係なく経費で泊まるから

それほど宿泊は変わらないが、宿泊料の高い旅館などには

この機会にと、宿泊者が目立って多かったということであった。

特に年末年始を保養地で過ごしたいという人々にとっては

良い機会であったろう。

しかもキャンセル料は無料ときているから、さあキャンセルせよと

言っているようなものである。

この新型コロナウイルス、長い闘いが続いており

外出自粛や時短要請があるのは致し方ない。

もちろん、人の移動が多くなるGo Toトラベルも見直しが必要だろう。

例えば、感染拡大地域発着の場合のみ対象外にするとか

既に予約・支払い済の場合は適用とするとか

落としどころはあったのではないだろうか。

「割引がないと旅行行かないのかよ」という声も聞かれる。

しかし実際、安いのであれば高級な宿に泊まりたいと思うのが人情では

ないだろうか。

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僕もGo Toトラベルでお高めな温泉宿に行ってきたのだが

どうもこの内閣は、やらない時は必要な時に何もしないし

やるぞとなった時にはどこかズレている感がある。

本当に業界団体や医療業界と連携し、国民のために何をすべきか

今一度考えるべきではないだろうか。