白雉日報社公式ブログ

日本第一党東北地方の何でも屋さん。

三が日最終日

今日は晴れ、やや冷える。
正月を越してから、徐々に寒さは緩やかになってきて
これくらいならば、あんまり寒くない。


えーと、今日は石仮面氏がぶっ倒れたとのことで
置きっぱになっていた車を中堅氏と共にお届けする予定だったが
石仮面氏が復活したので、大丈夫ってことになった。
ぶっ倒れた時は中堅氏と空氏がいろいろと骨折ったそうだが
俺も家近いし車あるから、いかんともしがたい時は
助けを求めてほしいもの。俺にできることなら喜んでやるので。
さて、三が日最終日ということもあって、何かやり残したことはないかな?
と思っていたところ、どうもゲームが増えてきたので古いやつは
売ってしまおうと、某カモメに持っていった。
ついでに、ととモノ。2を買ってきてしまった。
テーマ曲スフィアさんだー!!


あ、そうそう。
昨日買った本のリストを載せてなかったね。


☆昨日の衝動買い☆

「満州国」見聞記 リットン調査団同行記 (講談社学術文庫)

「満州国」見聞記 リットン調査団同行記 (講談社学術文庫)

これ、満州事変後の関東軍の行動を調査したリットン調査団
同行したドイツの国会議員ハインリッヒ・シュネーによるもの。
当時の満州国の状況や、中国の政治的な情勢など鋭く観察している。
その中でも、荒木貞夫陸相の話がおもしろかったね。


時代を変えた江戸時代の起業家たち

時代を変えた江戸時代の起業家たち

とかく日本人とは技術大国といての名を恣にしているが
その源泉は、江戸時代にあった!じゃあ例えば…
っていうのが本書。もっとも、江戸時代は重工業なんて発達してなかったので
庶民の間での生活の知恵からできたビジネスが多い。
とはいえ、やはりこういうアイデアマンがでてきたのは
江戸時代が貧しいけれども、自由でエネルギッシュな時代だったからに違いない。


これは凄い。日本が誇る大歴史作家の司馬遼太郎
明治研究の大家であるドナルド・キーンが対談している!
日本の文化や歴史などについて、エピソードを紹介しながら解説。
例えば
司馬「徳川初期に朝鮮から通信使という政府の使いが来たときに、江戸城
   日本の漢学者がいろいろと接待をしたことがある。
   …(中略)…
   そのときに朝鮮の通信使が、「あなたの国は警察がなくてもすむそうですね」
   と言った。「それはどういうことですか」と聞くと
   「警官が行くより前に自殺しているそうですね」と。
   受け答えするほうは困ったわけです。林大学頭がだれか知らんけれども
   その日本側の学者が困って「いや、それは薩摩だけです。薩摩にはその習慣があります。
   薩摩は、縄目のはずかしめを受けることは、非常に恥ずかしいこととしているので
   みずからを裁いてしまう。だから、わざわざ捕吏が行かなくてもすむのです」
   と答えたというのです。この基準は恥ずかしいということでしょう」
こんな感じ。
日本の思想史を勉強している人は読むといいと思う。


ルポ 内部告発 なぜ組織は間違うのか (朝日新書)

ルポ 内部告発 なぜ組織は間違うのか (朝日新書)

この内部告発っていう制度はとてもよくできている。
何社かで談合なんかあった時に、ある会社がその談合から離脱して
内部告発をすれば、課徴金が全額免除になる制度などは
そういった表に出にくい事件の解決に大きく貢献していると思う。
そんな内部告発の事例をドキュメンタリーで述べているのが本書。