白雉日報社公式ブログ

日本第一党東北地方の何でも屋さん。

素人の乱」を見た。
これは自主制作映画ですよね。東京高円寺でリサイクルショップを経営する
松本哉氏の活動を追ったドキュメンタリーだ。
最初はPSE抗議デモからスタートする。
そして、新宿アルタ前にこたつを出してビールで乾杯で排除されたり
法政大学の学長と宮内義彦オリックス会長にペンキボールを投げつけたという
事件を起こしたり、とにかくジャッカスみたいな人だ。

そもそもデモだって、特に反対でもないのに反対をデモを行う。
それはなぜか。
「デモやれば公道使えるじゃん」ということだった。
で、今度杉並区議選という楽しい「イベント」があり、その選挙運動では
公道も使い放題だと聞き、出馬に至る。
とにかく選挙期間中はライブしたり、座談会やったり、音楽流したりで
苦情の嵐。
結局は落選したんだが、本人に悔しさの思いはない。


これ見て、とても面白かったし、松本さんの「何でここでやっちゃいけないの?」とか
「楽しけりゃいいでしょう」とかって言葉に共感した。
楽しくやれば何でも解決できそうな気はするな。
あと、シュールすぎて吹いたw
4人でデモの申請しにいったら「ウソつけ、もっといるだろ」と警察に怒られたとか。
それでも本当に4人だからって無理矢理申請したら
まるきり信じてなかった警察が何百人も来た。
でもデモ隊は本当に4人だったwwww警察涙目wwww


思ったんだが、さっき運動する人はアーティストが多いという話をしたが
高円寺という街も相当変わっていると思う。
東京でアートというと高円寺ってイメージある。
一つのコミューンみたくなってるのかもね。空気というか。

この映画、なかなか考えさせてくれるとこもあるけど
笑いもあるし、とても良かった。