白雉日報社公式ブログ

日本第一党東北地方の何でも屋さん。

今日はくもり、やや暑い。
なんていうか今日は朝に雨がぱらついて
それから気温が上がったものだから
蒸しました。暑い暑い言っていました。


今日はまた悲しい出来事がありました。
部長にとある調べ物を頼まれていたのです。
ところが、部長が書いてきた番号というのが
該当するものがない。そこで、上司と先輩2人と相談
しながらやっていました。
部長もそこへやってきて、ないなぁないなぁと言っていました。
データそのものはあったんだけど、番号が合わない。
そのデータは別の支店のものかもしれないという結果に。
私はそれがわからなくて、別の支店のデータがこっちに来ることが
あるんですかぁと聞いたことを覚えています。
従って、私は部長に書かれたデータ番号がないということだけ言いました。
データは実際にあるわけだから*1、そのデータがないとは言っていません。
それは部長も確認しました。それで落着…のはずでしたが
午後になって、わちゃわちゃと呼び出されて
「あるじゃん」といわれました。うん、データそのものはあります。
でも番号は合いませんよ。部長もごらんになったはずですが。
そうしましたら、部長が大変ご立腹。
「俺が悪いっていいたいの?へー、そんなこと初めてだな!」
いやいやいや、そんなことは言ってないけど
何で私達が怒られなきゃいけないの?っていうことでしょ?
とりあえず、私達謝って、その場を辞す。
私は納得できなくて、はっきり言ってむくれてました。
そうしましたら上司がやってきて
「部長もごらんになったとか言っちゃだめだよ」という。
え、どうして?と聞いたら
「そうしたら、部長にも責任があるっていうことになるでしょ。
誰かが気付かなきゃいけなかったんだから、私達も悪いんだって」
その時、私の中で何かが音を立てて崩れ去った。
多分それは、この職場に対する愛情だと思った。


何かそのままギクシャクするのもあれなので
面従腹背の態度に出ることにしました。そんで帰り際に
「どうもすみませんでした」と言ったら
「あるものをないと言って、すいませんでしたと、そういうことね」
私はないと言ってないんですが、そういうことにしておきます。
(実際に番号はなかった。それだけしか私は言わなかったが
部長はそもそも自分が番号を間違えたことにはまったく触れなかった)


そんな職場に、人事の課長(今は部長)が来てくださった。
いつでも温和で、新入職員をいつも気にかけてくれます。
部長のことを話そうかと思ったけど、雰囲気が悪くなるだけで
多分事態は私の思うようには進まないだろうと予想して
ありきたりな話をして終わる。
「別の支店の同期の人と電話で話してさ
そっちはどうだ?なんてかけてみたらいいんだ」
と言われた。でもそれが不可能なことはわかっているんです。
なぜなら、お客様からの問い合わせで、結構複雑な説明を要することがあって
それが終わったときに、上司が「今の、お客様からじゃないよね」
と露骨に私用電話はやめろという表情が浮かんだから。
お客様だったから良かったけど、それでも自分の説明できないことは
自分たちに回すように注意されたのでした。
良い人もいるけど、悪い人が力を持つ。
だから若い人は唯々諾々として従う他なく
新しい考え方が取り入れられることがありません。
中間管理職は上司にペコペコし、部下をいびる。
機嫌が悪い時は些細なことで激昂し、周囲もピリピリする。
帰りに、先輩達と同じ電車でした。
「私達も言われてるから、気にしなくていいよ」
完全なる諦め。
希望を持って入社してくる新人が、仕事に希望を持てない理由。

*1:別の方法でデータを発見することができました