白雉日報社公式ブログ

日本第一党東北地方の何でも屋さん。

今日は雨。やや冷える。
明日から初出勤だというのに、明日も雨だとか。
たまらんですね、月曜でしかも雨。
まぁ今日はダラダラと過ごしました。
ダラダラできる最後の日だと思って、思い切りダラダラ。


何だか会社の健全性を知ろうという殊勝な人がいるようですね。
というわけで、ちょっとした薀蓄を。
会社の健全性は、分野によって違います。
例えば自己資本比率は金融業界、規制比率は証券会社に有効です。
キャッシュフローというのは、すべての分野において
有効に用いられます。キャッシュフローは簡単に言えば
企業の活動による現金収支のことです。
「利益はオピニオンでありキャッシュは事実である」というように
実際のお金の出入りは誤魔化すことができません。
有価証券報告書に記載義務が付されたわけですが
見る人が見れば訳がわかりません。
有価証券報告書の場合、3段階になっており
1段階目は営業活動によるキャッシュフロー
2段階目は投資活動によるキャッシュフロー
3段階目は借り入れなどによる財務キャッシュフロー
となっております。この3つのキャッシュフローをあわせたものが
バランスシートの収支尻と一致するわけです。


一時期ライブドア事件で話題になった会社の時価総額
大きなメルクマールです。
計算は簡単です。株価に株式発行総数を掛ければいい。
それででてきます。
総合商社は、株価300円とか安いものなのですが
実は発行株式が半端なく凄い数になります。
例えば伊藤忠商事。この株価は1011円(4月2日現在)です。
ところが発行済株式が1,584,889,504株です。
なので、時価総額は約1兆5848万円です
とんでもない額になりますね。
上場会社ならこういう計算方法もできます。
ですが未上場なら・・・M&Aに巻き込まれない代わりに
資金運用が困難となってきます。
それに信用という面でも上場していれば別です。
M&Aに対する防衛策として、金融持株会社を設立する企業
も多くなっています。
セブンアンドアイホールディングス
みずほフィナンシャルグループとかですね。
本当は独占禁止法で禁止だったのですが、こうまでM&Aが激しいと
金融庁も黙ってられないってことで他社を支配する目的で
持株会社の設立を許可されました。
これからこの業界も戦場となります。