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ランド、決算短信の提出を遅延

マンション分譲などを手掛ける株式会社ランド(横浜市、松谷昌樹社長)は19日
平成25年2月期決算短信の開示が遅延すると発表した。
決算短信とは、上場している証券取引所のルールに従って
決算内容を開示するもので、様式なども規定されている。
ランドが上場している東証においては、期末後45日以内が望ましいとされており
四半期報告書や有価証券報告書の遅延は上場廃止基準に該当するものの
決算短信については定めがない。
しかし、提出遅延の要因とされているのは
同社が2012年12月に、有価証券報告書に虚偽記載を行った疑いがあり
第三者調査委員会を設置、調査を進めているためとしている。
東証上場廃止基準は、有価証券報告書の虚偽記載を含んでおり
今後の委員会の調査や、現在捜査を行っている神奈川県警、証券取引等監視委員会
結果次第ということになる。
13年1月に出された2月期第3四半期決算では
経常損失が1億8900万円となり、四半期純損失も10億8千万円となっているものの
1月4日の年初来最安値が5円だったのが、4月11日に年初来最高値を更新して41円となり
何と8倍以上のリバウンドとなった。19日現在は21円と下がっているものの
長期間一桁台だったことに比べれば、かなり伸びているといえる。


果たして、決算が良い方向に動くのか
または再び一桁台に逆戻りしてしまうのか。
今が、同社の本当の価値が表れる分岐点といえそうだ。