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荘内銀行、北都銀行が持株会社設立へ

荘内銀行(本店鶴岡市、國井英夫頭取)と北都銀行(本店秋田市、斉藤永吉頭取)
が東北財務局に申請していた金融持株会社設立の認可を取得し
正式に「フィデアホールディングス」を設立することを7日、発表した。
設立日は平成21年10月1日で、資本金は100億円。東証上場も予定しているという。
新会社の社長は、現在荘内銀行で会長兼CEOを務める里村正治氏が就任予定で
本店所在地を山形県ではなく、宮城県仙台市に置く。
荘内銀行では
「ブランド力を一層強化しつつ、内部管理やリスク管理の一層の
強化とお客さまの満足度の向上や地域の発展のため、上質な金融情報
サービスを提供し続ける広域金融グループを目指す」としている。


現在、仙台市に本店を置く金融機関は
七十七銀行仙台銀行杜の都信用金庫宮城第一信用金庫がある。
そして現在七十七銀行の長年の天下に対して
メガバンクがかつてない勢いで、攻勢をかけている状態だが
そこへまた、飛び込もうという金融グループが誕生した形になる。
しかし、フィデア・ホールディングスの営業地域はあくまで山形・秋田を
主力としており、競争が高まるのは荘内銀行の仙台への出店地域になるだろう。
どちらにせよ、この新会社誕生に、ますます仙台の銀行業界に競争が激化するのは
間違いなく、それぞれが独自の地域視線の金融サービスを模索する必要があるだろう。


で、いくつか疑問。
東証の1部に上場するのか、その場合、荘内銀行株式は上場廃止になるのか。
今後の戦略的方針。