稲作してる?「天穂のサクナヒメ」が人気に
「天穂のサクナヒメ」という作品をご存知だろうか。
これは、シミュレーションであり、RPGでもあるゲームなのだが
大きい人気を博している。
あらすじはというと。
武神と豊穣神の子であるサクナヒメ(CV大空直美)は、神界で食っちゃ寝の
自堕落な生活を送っていた。
そこへ、人間たちが迷い込み、サクナヒメが成敗しようとしたところ
誤って奉納品の倉を爆破してしまう。
罰として、サクナヒメはその人間たちとともに鬼が支配する
ヒノエ島に追放となる。
そこで鬼と戦いながら米を育成し、狩りをして生活をしていく。
もちろん今までなまけた生活を送ってきたサクナヒメ。
わがままで怠け癖を全開にするのだが、非力な人間が鬼たちと戦えるわけもなく
しかも米の育成もできないときている。
そこで仕方なく、サクナヒメ自ら生き残るために鬼と戦い
自分への奉納のための米も自分で作る。
「農水省の公式サイトが攻略サイト」
同作のスローガンである「米は力だ」の通り
米を収穫すると、その出来具合でサクナヒメも成長していく。
だから、品質の良い米を多く収穫する必要があるのだ。
他のキャラは戦うことこそできないが、米作りのアドバイスや
鍛冶、保存食づくりなどでサクナヒメのサポートを行う。
米作りは、実際の生育を元に近いものと評判で
「攻略サイトは農林水産省の公式サイト」と話題になっているのだ。
わが国での米の自給率は100%。まさに米は国家の礎である。
その米づくりにスポットを当てたゲーム。とても良い発想だし
DASH村を彷彿とさせる設定で、毎回の成長が楽しみである。
戦闘もスタイリッシュ!「デビル米クライ」の声も
もう一つは、バトル要素だ。鍬や鎌などを装備し、羽衣を伸ばして
飛んだり跳ねたりして戦うのだが、これがまたスタイリッシュで
「デビル米クライ」と言われるほどだ。
「ファミ通」によると、Switch版の売り上げは3万2906本
PS4版は2万2955本(9日~15日集計)と上々の滑り出し。
さらに、steamでも販売しているから、実際はもっと多い。
僕もPCでやりたいからsteamで買ったクチだ。
友人たちの中でもプレイし始めた連中もいて
「稲作始めた?」があいさつとなっていてシュール。
とにかく面白いし、米作りの勉強になる。
(専門用語の意味を調べたりもしている)
農水省は今のところ、同作品へのアクションはしていないが
同省は「放課後ていぼう日誌」とコラボしたことがあり
今後の動きにも期待したい。
Nintendo Switch&PS4『天穂のサクナヒメ』ローンチトレーラー