白雉日報社公式ブログ

日本第一党選挙対策委員会委員長とかいろいろやっています。

宮城県議会でクラスター、リモート会議導入は可能か?

よもや、よもやだ…そんな驚きの言葉が出てしまう出来事が発生した。

新型コロナが宮城県で増加傾向にある中

意外なところでクラスターが発生した。

そう、宮城県議会である。

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宮城県議会は広くて天井も高い。本会議ではリモートは厳しいか(宮城県議会HPより)

23日、10人の自民党・県民会議の県議のほか

会派スタッフと議会事務職員の2人が感染した。

同会派では、21日に県議一人が新型コロナウイルスに感染し

立て続けに感染者が続出。実に所属議員の4分の1が感染したことになる。

いずれも重篤な状況ではなく、他の会派から感染者は出ていない。

 

実は結構リスキーな会派控室

 

自民党だけなぜこれほど広がっているのだろうか。

自民党の県議は大所帯であることは大きい要因の一つだが

議会の中には会派の控室というのがあって

控室とついてはいるが、普通の会社のオフィスと変わらない。

議会関係で使用するのはもちろん、事務所が遠い議員の場合は

人と会うのに控室を使うことが多いのである。

従って、応接スペースは広く取ってあるのだが

議員個別のスペースは広いわけではない。

そこでバタバタと出たり入ったりを繰り返しているから

いくらマスクをしていても、触ったモノの消毒や

マイクロ飛沫対策などをできているとはちょっと思えない。

会派のスタッフというのは議会の職員で

それぞれの控室に詰めている人のことだ。

事務作業はもちろんのこと、来客接遇も行ってくれる。

従って、感染リスクが高いのである。

(なお、地元紙が会派スタッフについて「お茶汲みだ」と批判したところ

大層反感を買ったことは記憶に新しい)

奇しくも25日からは、11月議会定例会が行われる。

24日の議会運営委員会でどうするか決定するという。

延期になるか、それともリモートになるかであろう。

(発症している議員は欠席になるだろうが)

実際、これは前例がないことではない。

仙台市議会では、コロナ禍の議会期間中

分散しての出席していたのである。

これは非常に手間が掛かる。質問や討論だけならまだいい。

実際、出席できなかった議員は中継を見て事足りたそうである。

ただ採決する場合も時差にすると、例えば半分は前半、もう半分は後半という

形になる。

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7月に行われた知事会のリモート会議(全国知事会HPより)

しかし、国が進めるICTやペーパーレスなどの流れは

宮城県でも推進する方針を打ち出していることから

この際、リモート会議を導入する良い機会ではないか。

本会議はともかくとして、委員会であれば

全国知事会の会議の要領で可能ではないかと思うのだが。