白雉日報社公式ブログ

日本第一党東北地方の何でも屋さん。

問われる政府の復興策

今日は晴れ、かなり暖かい。
今日の暖かさはむしろ暑いというくらい。
20℃は軽く超えたということだ。
厳しい避難所生活をされている方も少しは楽になるといいのだが。


さて、今日は仲間のH川さんと。
いつものことだが仕事とかいろいろな面で先輩だし
俺の境遇に同情もしてくれる。
それに甘えていつも愚痴ばかりになってしまっているのだが
それがいかに助かっているかということだ。
彼の存在がなければ、俺はすっかり参ってしまって
絶望の中に沈んでいたことだろう。
本当に、歳が近いということもあって助けてくれるのだ。
というわけでいつものように仕事の愚痴をしていたのだが
もう一つ気になる話題が出てきた。
それは、震災が起こってからどうも心が落ち着かなかったり
何となく腰が重かったりするということだ。
俺もここんとこそんな感じで、季節の変わり目だし
いろいろあったから疲れてんのかななんて気にしてなかったのだが
どうもそういう傾向の人が多くなっているという。
「要するに鬱状態なんだよなぁ」ということで、そのとおりだと思った。
震災直後には動いてばかりだったから、余計なことはほとんど
考えずにきたんだが、こうやって一段落ついてみると
何だか空虚感に苛まれる。呆然としている自分がいるのだ。
震災直後のテンションでずっときたから、ギャップについていけて
いないのかもしれない。
或いは先が見えないことからきているのか。
避難所生活をしている人も、家も仕事もなくお金もない人が多い。
それで、生きがいを失くしてしまう人も出てきているという。
政府から出る生活資金や、災害救助法による経営資金貸付では
到底足りやしないということも当然ながらあるわけで
例えば生活資金は、最大20万円を無利子で貸し付けるというものだが
1カ月で使い切ってしまう。焼け石に水だ。
仮設住宅もまだできていない上にいずれは出ていかなくてはならない。
会社を畳む場合も多いし、そうすると雇用の問題も出てくる。
政府はそういう事情がわからないのだ。4兆円の補正予算でどうにか
できるわけがない。誰かが言っていたが、思い切って100兆円刷って
復興資金にあてろというものがあった。100兆は現実味が薄いが
未曾有の災害なのだから、後藤新平のように思い切った政策を実行するべきだ。
小出し小出しにすると、ジリ貧になる。ドンとやればいい。
が、残念ながら民主党に期待するのはやめたほうがいい。
政府は原発関係で下手を打った。うまい手を考えられるわけがない。
もう例えば、都市計画を一からやり直して官民の企業群が
JVを組んで必要なものをつくっちまうとかな。
あと、自動車は全部格安にして保険金を出さない保険会社は
強制的に国有化。それくらい強引な政策を叩き出す。
そうでもしないと、外国マネーは引き上げていくし
復興が遅れていくのは間違いない。とにかく民主党政権
とりあえず邪魔だから政権から降りるんだ。