2006-05-27 ■ 投資 投資 村上ファンドと阪神が買収を巡って攻防戦。 村上側はTOBで阪神株を買うことにしているのだとか。 TOBは株式公開買い付けで、市場を通さないで 「阪神株の○○株を○○円で買います」ということを 新聞上に掲載して通告することをいいます。 本来、この制度はインサイダーによる自社株買いを消却するために 設けられた制度。ですから友好的買収が主流でした。 しかし欧米のM&Aのやり方が入ってきたからさあ大変。 こんな時には自社株買いという方法で防衛します。 或いは金融持株会社を設立するしかない。 ストックオプションや従業員持株会というのは 実は企業防衛という側面を持っていたりするのです。