白雉日報社公式ブログ

日本第一党東北地方の何でも屋さん。

今日は雨。鬱陶しい日だ。正直なところ、いい気持ちはしない。
それでも仕方ないので学校に行くと、電車の中では1年生が悲しげに
立っていて、胸がつまった。こんな時に一声かけてあげれば!でも励ましは
禁じられているのだ!何に傷つくかわからないから!
電車の中には先生達もいて、俺のように喪服で来る人もいれば、丁寧に紳士服の
お店の袋に入れている人もいた。
学校では、相変わらず待機、待機だ!この計画性の無さにはいつも感心させられる!
することもないので、実習生と話したり、いろいろしてた。けど、皆どこか元気がない。
そんなこんなしているうちに、集合時間となった。
俺ら実習生は、席がないから別の部屋で待機するよう言われていたが
実際は席が結構空いていたので、教員用の席に座ってもいいことになった。
このお別れの会は、当然のことながらご遺灰等があるわけではなく、遺影のみであるが
それが花に包まれている笑顔には普段の生活が偲ばれた。俺が担当しているクラス
にいても、まったく違和感はなかったはずだ。
さて、会が始まって、いろいろな話が続いたわけだが、クラスメートの話には
もうダメだ。「恵ちゃん、どこいっちゃったの?」と始まった時にどうして平然と
していられるだろうか!もう涙、涙で号泣してしまった!何と切ない、痛ましい事実だろう!
ひどい話だ。こんな理不尽な話は他にもいろいろあるが、遭遇してしまった時の
ショックといったら!
生徒達がお別れの唄として唄っていたのが「涙そうそう
泣いてる生徒がいっぱいで、やっと唄っているという感じだった。
だがそれでも、心が動かなかったとしたらやはり氷のような心を持っていると
言う他ない!あんな事故が夢だったら良かったのに!そうすりゃ朝にでも普通に挨拶して
今日もつまらん授業が…とか、明日はやっと休みだ…とか思っただろうに!
切ない心でいっぱいだ…明日は休みだが、喪に服するとしよう。