人の感情の機微を見事に描いた名作!「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」
「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」という作品が放送中。
世界大戦が終わったとある町に、退役軍人のヴァイオレット・エヴァーガーデン(CV:石川由依)
という少女がいた。
戦時中、戦場で兵器として戦ったヴァイオレットは
ほとんどの感情を持たない。
だが、彼女は上官・ギルベルト少佐が最後に残した言葉の意味を
理解できないでいた。
戦後ヴァイオレットは、少佐の伝手で配送業の会社で働き始める。
その会社で代筆業(自動手記人形)と出会い、少佐の残した言葉の意味を
調べるため、自動手記人形となるのだが、感情を持たないヴァイオレットは
次々と困難にぶつかりながらも、少しずつ自分の気持ちに近づいていく…。
製作は言わずとしれた京都アニメーション。
第一次大戦後の欧州のような世界観で
そこに生きる人々のたくましさや戦争の残したもの
ヴァイオレットを取り巻く人々をとても丁寧に描いている。
ストーリーも、よく練られたものであり、人の気持ちの機微
そのもどかしさをヴァイオレットを通して伝えてくれる。
京都アニメーションには珍しい作風ではあるが、まさに新境地
ぜひ大勢の人に薦めたい作品の一つだ。
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