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北で洪水、「宋襄の仁」となるな

先日、ミサイル発射実験に引き続き
過去最大規模の核実験を行った北朝鮮
世界各国から非難の声が上がる中
北朝鮮ではさらなる核実験の準備を進めている模様だ。


そのような中、北朝鮮台風10号が直撃した。
CNNによると、北朝鮮の国営通信・朝鮮中央通信
11日、台風10号により洪水が発生、133人が死亡、395人が行方不明
14万人が緊急の支援を必要としている状態だという。
これに対してわが国政府は支援を行わないことを表明した。


わが国をはじめとする国連安全保障理事会
核実験の実施に対してさらなる制裁を行うことで一致しており
何と支那でさえも「厳格な措置」に同意。禁輸措置の拡大に概ね賛同するとみられる。
北朝鮮は自ら撒いた種により、さらに窮地に陥っているのが現状だ。


わが国政府は、北朝鮮に対して独自の制裁を準備中で
あらゆる分野を対象とし、対応する考え。


今回の洪水被害は、ミサイルや核実験開発を辞め
その予算を国民の生活に振り分けていれば充分カバーできたものであり
仮にその予算が足りなくても、国際社会は援助の手を差し伸べるに
やぶさかではなかったはずである。
そもそも、北朝鮮に支援の食料等を送ったところで、実際国民の手に渡らず
闇市横流しされているとか、政府高官の懐に入っているとかという疑惑が取り沙汰されている。
そのような状況で支援せよとは、虫が良いにもほどがあるというものだろう。
まかり間違えても、わが国は支援という言葉に惑わされて
「宋襄の仁」とならないように願うばかりである。