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内憂外患の真っ最中に…政争繰り広げる政治家

衆議院が解散し、小池百合子東京都知事希望の党を立ち上げ
それに民進党が合流する、しないという騒動が起こっているなか
自民党の勢いが増し、それを維新の党や共産党が追う構図となっている。
この一連の騒動に対して、ネットでは「所詮選挙のためだったのか」「安倍憎しだけでは勝てない」
など、希望の党へ不信感が巻き起こっている。


一体全体、わが国の政治家という人々はどうなってしまったのだろうか。
わが国はまさに内憂外患の様相である。
内に人口減少や中小企業の活性化、地方都市の疲弊などを抱え
外には北朝鮮の核実験、シナの覇権主義がわが国の脅威となっている。
そのような中で我が身かわいさのために、いくらでも味方を売ったり
支援者を裏切る政治家がこれほどまでに多いことに、言葉を失うほかない。
政治家の務めとは何か。
明日の日本人の生活をどうするかだ。
明日を生き抜けない日本人のために、わが国がどうしなければならないか
そのかじ取りをするのが内閣であり、それを選出するのが国会議員である。
こうしている間にも、北朝鮮はミサイルを発射場に運び出している。
民進党の議員が希望の党に公認申請を出している間
困窮した日本人が生活保護申請を出せずにいるのだ。
一体政府は何をしてきたのだろうか。
「北を滅ぼすしかない。そうでなければ皆死ぬかもしれない」
「過去最高益を出したトヨタは下請けにも金を落とさないと許さんぞ」
上記は例えだが、ここまで覚悟を示す政治家はいないのか。
安倍晋三首相は国会で「森友学園と関係があったら議員辞職する」と明言した。
国民にとってはどうでもいい約束だ。そんな下らない約束はしなくていい。
もっと国民にとって、身近で必要な約束があるはずだ。


時事通信によると、2016年の平均給与額は421万6000円で
4年連続増加していることがわかった。それ自体は良いニュースだが
飲食・宿泊業はといえばわずか234万円である。わが国はもちろん農林水産業、製造業も
基幹産業だが、サービス業も重要な役割を担っている。
たった234万円で幸せを手にできるわけがない。
この234万円を「400万円にする。それができなければ議員を辞める」こんな約束を
してくれる議員を国民は待っているのではないか。
そして現在の国会議員に果たしてそれができるのだろうか。
現在のてんやわんやを見ていると、それは絶望的である。
新しいカギは、自民党でも希望の党でも共産党でもない
まったく別の視点を持った、何のしがらみを持たない政治団体が持っているのではないか。
大体の政党は、どこかの支援を受けている。バーターに利益を誘導している。
それがない全く新しい存在の政治団体の登場、それはわが国が生まれ変わる狼煙になることを
予感させてくれるのだ。