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30億円以上の資産家が多い都市は?

ちょっと前の話題になるが、1月27日の日本経済新聞
都市別3000万ドル(30億円)以上の純資産を持つ人の数が
発表された。


トップはニューヨーク(米国)で7580人
2位はロンドン(英国)で6105人
3位は東京(日本)で5440人
4位はサンフランシスコ(米国)で4590人
5位はロサンゼルス(米国)で4520人
6位は香港(支那)で3205人
7位は大阪(日本)で2970人
8位はパリ(フランス)で2860人
9位はシカゴ(米国)で2615人
10位は北京(支那)で2285人


となっている。
人口比で見ると、ニューヨークは0.09%
ロンドンは0.07%
東京は0.04%
ロサンゼルスは0.5%
香港は0.04%
大阪は0.03%
パリは0.12%
シカゴは0.09%
北京は0.001%
となっている(いずれも2012年)。



こうしてみると、人口比ではロサンゼルスが最も多く
200人に1人は30億円以上の資産を持っている計算になるのだ。
ロスは、世界最大のエンターテインメント拠点ハリウッドを擁し
油田などの資源も多く、企業集積も進んでいるためとみられる。
一方、支那の北京は、人口比では11位のメキシコシティー(メキシコ)
の0.02%にも後れをとる結果となった。
実はこれ、支那の他の都市でもいえることで
上海に至っては0.0001%という数字となっている。
基準が30億円という途方もない額なので、そうだと断言はできないが
やはり格差が大きいというところではないだろうか。
ムンバイ(インド)でも人口比ではほぼ北京と同じである。
新興国であればあるほど、格差は大きいということになろうか。
とはいえ、支那ではすでに不動産バブルが崩壊しているという推測や
外国資本の撤退も相次いでいることから、新興国としての魅力は
支那には見出せない、むしろ安全基準や環境への取り組みについて
リスクが大きいという判断がなされているようである。
当社でも何回か報じてきたが、わが国の資本も支那からASEAN諸国に
移転する企業が続出している。支那バブル崩壊を察知して
リスク分散ないしは拠点の移転という形で対策を講じている模様。
支那の膨張した経済の崩壊がわが国に損害を与えることのないよう
民間企業は引き続き対策が必要になってくるだろう。