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カカクコムのプレミアム20万人突破も課題山積

株式会社カカクコム(東京都渋谷区、田中実社長)は27日
同社が運営するグルメ口コミサイト「食べログ」のプレミアム会員数が
5月24日の段階で20万人を突破したことを発表した。
プレミアム会員は、月額315円を支払うことで割引率が大きくなるほか
ランチ検索機能が使えるようになるなど、サービスの幅が広がっている。
このサービスは2010年9月より実施しているもので
単純計算で、これにより6300万円の収益を上げることが可能となった。
食べログの掲載店舗数は全国約74万店、月間利用者数は4484万人に上っている。


さてこのサービス、口コミサイトということもあり
実際に利用した人がレビューを書き、それを見て
さらにお客さんが来店するもの。レビューの評価が低ければ
お客さんも行きたくないし、店舗側にとっても
何が悪かったのか、見ることができるというわけだ。
当然お店は多くの人に来てほしいから、クーポンなどを行い
必死の顧客取り込みに勤しんでいるが、一方でサクラの存在も無視できない。
12年1月5日のスポーツニッポンに「やらせ業者がランキング操作」と
思い切りすっぱ抜いたのだ。このサービス自体、自己申告性で成り立つ
性善説」のサービス。なので、言ってみれば出てくるべくして
出て来たといえるだろうが、しかしそれを見過ごしていたということで
食べログの責任を問う声も上がった。
当然、しっかりとチェックする必要はあるが、しかし登録者の身元を
確認するすべがない。それこそ本人確認書類を提出したところで
やらせ業者かどうかなんてわかりっこないのだ。
匿名性の高いインターネットで、いかに健全性を維持するか。
大きな課題の一つといえるだろう。