昔の医学とは…
今日は晴れ、やや暖かい。
誠に最近は暁がどうたらっていう天気ですなー。
この分じゃ、神社めぐりのプランをそろそろ立てることができそうだ。
今年は、福島の奥のほうとか、岩手とか目指してますんでね。
もちろん、山形の最上地方とかも。
さて、今日もまた調整関係でてんてこまい。
あれはまだかこれはまだかっていうのが多くて
俺も大分辟易してしまった。
原稿の取りまとめって、凄くストレスたまるんですね。
俺は俺で上からその調整関係でまだかまだかってやられるんですけども。
だから板ばさみってやつ。
そのピークもどうやら17日で終わりのようだ。
本当に全部終わってくれればいいんだけど。
最近風邪気味だと思ったら
どうやら本格的に風邪を引いたようだ。
この風邪、なぜ風邪というのかというと
昔、奈良平安時代あたりは、風邪というのは悪い気とか物の怪とか
そういう悪いものが原因だと考えられていた。
そのため、病気にかかることを「悪い風に当てられる」だの「風の気が悪い」だの
というのである。で、病気にかかると、そういう悪い風を追い出すために
祈祷などが行われる。建礼門院が懐妊した際は、祟りを怖れて
平清盛が保元の乱で流罪となった崇徳上皇を供養し、藤原頼長に贈位した。
そうすることで、悪い気を鎮めようとしたのである。
もちろん、医者もいるにはいた。ただ、その治療法はあくまで東洋医学だから
漢方だとか、薬草に頼ったものが多かった。
西洋医学の薬学、医学の知識が入ってくるのは江戸も後期で
風邪一つ取ってみても、大病だったことがわかる。
逆に言うと、自然由来成分で治していたわけだから
副作用とか、ヤク中になることもなかったわけで、ある意味健康的ではある。