白雉日報社公式ブログ

日本第一党東北地方の何でも屋さん。

オーストラリアの総選挙で、最大野党の労働党
過半数議席を獲得し、ハワード首相が敗れた。
これによって、オーストラリアでは政権交代が行われる。
ところで、これはちょっと危険なニュースだ。
労働党は日本の調査捕鯨について
軍艦を派遣すべきと主張、日本との関係悪化を配慮して強硬策に出ていなかった
ハワード首相が政権から消えたことで、日豪間の関係悪化が懸念される。
ただ、ジェトロによると日本はオーストラリアの最大の輸出国で、約324億豪ドル
(1豪ドル=約95円)もの商品が日本に入ってきている。
日本にとっても世界で12番目の規模を誇る貿易がある。
いくら労働党といえども、この規模の取引をムダにしようと思うだろうか。
日本も中学校の頃からオーストラリアは最大の貿易相手国の一つと
習う。実際カーティン首相以降、日豪間は同盟国と呼んで差し支えない
親密な付き合いを続けてきた。
ここでかわいい鯨のために、親しい友人に銃を向けようなんてことは今すぐにやめて
与党になったからにはより一層日豪友好に尽力してもらいたいものだ。