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“近所の学校もアニメファン警戒?” 普通の神社に「オタク」集まり、大変なことに
http://www.encount.net/rettou/2_2839.php


現在絶賛放送中の「らき☆すた」だが、この舞台が春日部ということで
アニメファン達が舞台を巡るいわゆる「聖地巡礼」が深刻な問題になっている。
要するに身なりが悪くて、リュックを背負って、群れて行動しているのが
不気味で仕方ないと、こういうことだそうだ。
そもそも「聖地巡礼」は「涼宮ハルヒの憂鬱」の西宮や、「苺ましまろ」の浜松でも
深刻な問題となっていて、わざわざ聖地巡礼を禁止した場合もある。
というのも、関係のない民家を覗き込んだり、奇声を発したりすることが多く
地元住民にとっては迷惑なことこの上ない。
ここで「誰にも迷惑かけてねーじゃねーかよ!!」とキレたりしたら、それこそヤンキーだ。
確かにオタというと清潔なイメージもないし、健全なイメージもない。
では、なぜもっときちんとした格好をしないのか、ということになるが
オタは色んな意味で自分を持っている。オリジナリティを大事にする人種だ。
だから自分のやり方を通したい。従って他人の目を気にしている暇はない
そういう心理的な構造があると思うんだよね。
ただ群れて行動し、聖地巡礼にも赴く以上他人にインスパイヤしているのは間違いないので
そこらへんで葛藤があるように考える。
そんなわけだから、ヤンキーと一緒にされるのを嫌がるのではないか。
違うのは、知的な非常識と、短絡的な非常識ということ。
このように思われて仕方がない。


当然のこと「常識をわきまえよう」と呼びかける人も多い。

聖地巡礼のマナー
・汚い格好をしない
(できる限りのおしゃれをしていく。センスは問わず。その姿勢が重要)
・臭い格好をしない
(きちんと風呂に入り、ヒゲを剃り、爪を切っていく。汚らしい長髪は厳禁)
小児性愛をうかがわせる行動をしない
(地元の幼女を凝視したり、撮影したりしない。どうしても見たければ、横目で1秒まで)
・さわやかな来訪者を心がける
(道ばたで奇声をあげない。地元の人に出会ったら、明るい挨拶「こんにちは!」)
・怪しい物を持ち歩かない
(×大きなリュック○紙袋、ポーチ。同人誌や、アダルトグッズを持って歩かない)
・徒党を組まない
(団体行動は3人まで。それ以上の場合は、班に分かれ、時間差で行動する)
・絵馬にくだらないことを書かない
(×おれの嫁○家内安全、商売繁盛、学業、健康、縁結びのお願いなど。イラストは着衣姿のみ可)
・その他、地元住民に脅威を与える行動を慎む
(巫女さんをじろじろ見ない。挙動不審な行動をしない。職務質問には快く協力する)


こういう呼びかけ、すごくいいことだ。
自分の趣味を人に嫌われるのは、誰だって嫌だから
少しでも好印象を持ってもらおうという意思が感じられるではないか。
紳士的なたしなみを忘れないようにして、作品の舞台を盛りあげられたら
こぞって「アニオタ、おいでやす」と歓迎されるに違いない。
それが作品の価値を上げることに貢献するだろう。