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新海誠の真骨頂!「君の名は。」大ヒット上映中


現在大ヒット公開中の映画「君の名は。」を観てきた。
同作品は、「秒速5センチメートル」などの名作を送り込んだ
新海誠氏が原作・脚本・監督を務め、キャラクターデザインは
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」や「心が叫びたがってるんだ。」などで
有名な田中将賀氏が務めた注目作だ。


本作は、飛騨の山奥の田舎町で東京での生活に憧れる、女子高校生・宮水三葉(声・上白石萌音)が
ある日、東京の男子高校生である立花瀧(声・神木隆之介)と体が入れ替わってしまうところから始まる。
体の入れ替わりは睡眠時で、不定期であることから、入れ替わっている間のルールを
作ったり、その間に起こったことを日記として残すという取り決めをするのだが
お互い、友人関係やバイト、淡い恋愛感情などがあるわけで
いろいろとおせっかいを焼いたり、下手をこいたりと
不思議な交流が始まる。それを繰り返しているうちに、お互いの存在が気になりだす。
そこへ、地球に彗星が接近し、一目見ようと三葉も外へ繰り出すのであったが…。
というもの。


本作ではいくつかのキーワードが登場する。
例えば、「片割れ時」。これは時間的には夕方を指す。
つまり、夜でも昼でもない時間帯。これが後々になって重要になってくる。
そして「夢」。夢は誰でも見るものだが、目覚めると、大体は忘れてしまうものだ。
最初は体が入れ替わることを夢だと思い込み、特に三葉は憧れの東京生活を満喫するが
「忘れる」という副次的作用が、この物語では大きな障害となってストーリーに絡んでくる。


まず、総合的に非常に新海作品らしい出来となっている。
つまり、背景の描写がリアルで緻密なのである。最初の東京のシーンもさることながら
三葉の住む町や山の風景、部屋の描写、登場人物の感情の細かい描き方もとてもよくできていて
感情移入しやすかった。
そしてまた、二人を取り巻く友人や家族たちもそれぞれ個性的で魅力にあふれている。
もちろん、ストーリーも、体が入れ替わるなんてことは
これまでいくつか先行作品はあるわけだが
「そういうことなのか!」と驚きの結末も用意されており
あらゆる面で楽しめた。これは観て損はしないであろう。
一つだけ注意してほしいのは、津波を連想させるシーンがある。
僕はそのシーンであの震災を思い出して、いささか胸が苦しくなった。
トラウマをお持ちの方は、注意されたい。


公式サイト
http://www.kiminona.com/index.html