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"日本一"目指す「桜井新党」に立ちふさがる壁

行動する保守運動の桜井誠代表が中心となって立ち上げた政治団体「日本第一党(略称、日本一)」。
桜井党首の公式サイトにて政策や綱領などが発表された。
それによると、「日本第一主義」を前面に押し出し
歪な外国人の福祉行政を廃止する、としている。
また、桜井党首と手を取り合って運動の一翼を担ってきた瀬戸弘幸氏が最高顧問に就任し
在特会の流れを汲む「行動する保守」を政治運動にスライドする形となった。


この一連の動きに対し、もともとの支持者はもちろんのこと
これまで行動する保守運動になじみのなかった人々からも
支持が増えており、前回の都知事選で予想外の票数(約11万4000票)を得た桜井党首の
求心力はますます高まっているのが現状だ。
一方、旧レイシストをしばき隊をはじめとする、いわゆる「パヨク」の面々は
大激怒。「絶対に潰す」と主張するなど、民主主義を無視する発言を行っている。


しかし、新党を立ち上げたところで前途は多難だ。
例えば、桜井党首が24区の中で前回都知事選で最も得票した世田谷区ではおよそ7000票だが
これを平成25年の都議選に当てはめると、実は最下位なのである。
(ちなみに、当落ラインはおよそ24000票)
平成29年には東京都議選が行われる予定だが、仮にそれに候補者を立てるとなると
かなりの苦戦を強いられるのは確実で、既存政党が築いて来た壁も想像以上に厚い。
また、これまでの新参保守政党(例えば維新政党・新風のような)がとってきたような
国政選挙オンリーという戦略はとらず、地方にも力を入れるというのは
地道ではあるが新しいといえる。だが、地方には地方の難しさ(地縁、血縁)があり
これらの切り崩しや、どこまで浮動票を取り入れることができるかがカギになるだろう。