白雉日報社公式ブログ

日本第一党東北地方の何でも屋さん。

上坂すみれ同志が河北新報に寄稿!内容はやっぱり…

げんしけん二代目」や「パパのいうことを聞きなさい!」などで
声優を務め、旧ソ連時代の歴史やロシア語にも堪能な上坂すみれさんが
8月4日付け河北新報の書評コーナー「この本、なぜって」に寄稿している。

紹介したのは保田孝一『ニコライ二世の日記』(講談社学術文庫)。
この本に出会ったのは、何と高校生のころ。
当時、動画投稿サイトなどを見てロシアが大好きになっていた
上坂さんは、ロシア関連の書籍を読みあさる日々を送っていた。
そんな中、特に印象深かったのが本書だという。
本書では、タイトルのとおり、ロシア皇帝、ニコライ2世の日記が
日本語訳されて掲載されている。その内容は、戦争中の動向や
宮廷の雰囲気、家族関係など「ニコライ2世の目から見る
当時のロシアの状況を知る上で、とても興味深い資料です」(上坂さん)
上坂さんは、本書を通じて「あなたのまだ知らないロシア帝国の姿を
発見してみてください。あと純粋に、日記を一生書き続けるなんてすごい・・・」
と締めくくっている。


さて、「スペースクラフトの赤い衝撃」「連隊長同志」など
共産趣味を同じくするファンからは、尊敬の念を持って
呼ばれる上坂さん。まさか河北新報に載るとは・・・という
驚きもさることながら、その文章力も実にプロ顔負けである。
また、ロシアへの知識をさりげなく垣間見ることもでき
特に『「意志薄弱えあるがゆえ怪僧ラスプーチンに政治を支配され
大津事件で日本を憎んでいる無能な皇帝」というようなレッテルを
貼られがちです』と、ラスプーチン大津事件などといった言葉が
出てくることが凄まじいと言わざるを得ない。
上坂さんのロシア知識は、ネットラジオニコニコ生放送などでも
視聴することができるが、声優の放送でブレジネフだの
トゥハチェフスキーなどの名前が出てくるのは、「同志」ならではだろう。