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俺氏、3回目の大洗を日帰りで満喫する

僕にとっては、第3回目となる大洗遠征が実施された。
実はまったく予定にはなかったのだが、土曜日仕事がお休みになったので
軽いノリで親王殿下に「大洗にでもいくか」とメールしたところ
「いいよ!もう準備できた!行っていい?」ときたもんだ。
自分で言っといてなんだけど、こっちはまったく準備してないから
とりあえず寝て、朝に出ればいいべ!となった。
親王殿下は「楽しみすぎて寝られるわけがない」だの「寝たら行く気なくす」だの
言っていたが、起こしてやっからとりあえず寝ろ!と収めた。
これが午後10時のやり取りです。
どう考えても夜のテンションです本当に(ry
というわけで、午前5時すぎ。我々は大洗に出発した。
親王殿下の専用車に便乗し一路、大洗を目指す。
早朝ということもあり、東北道は空いていた。
・・・上りはな。
下りはなぜか長い渋滞が完成していた。見事なラッシュである。
「やべー、今日早く帰ろうぜ」と怯む親王殿下。
そう、旅館の予約をまったくしていなかったわれわれは、何と日帰りである。
というか、親王殿下が今日しか空いてなかったんだよな。
「大丈夫だよ!」と元気づける僕。当然何の根拠もない。
とはいえ、郡山JCTから磐越道に入ると、渋滞の影すらなくなっていた。
大洗に着いたのは、9:30ころ。
どなたかが「大洗ガルパンランドの入国管理局は、大洗駅です」といっていたが
それは的を射ている。とりあえず、駅からスタートしたほうが無難。
ガイドマップも置いてあるし、3話、9話、最終話でも大洗駅は登場しているからね。

大洗駅には、ちょうどガルパンラッピングバスが停まっていて
来町者の注目を集めていた。この時期、大洗町に来るのは聖地巡礼で訪れる
オタクばかりではなく、海水浴客が圧倒的に多い。
なので、正直に書くと、怪訝な顔をしていた人が多かったんではなかろうか。
親王殿下はテンションが一気に上がり、ご自慢の一眼レフを持ち出して撮影しまくっていた。
駅のインフォメーションは相変わらず・・・というか、物が増えている・・・。
以前もやったが、戦車道模擬試験も実施されていて、ひと月ごとに問題が変わる。
とはいえ、問題の場所は同じなので、以前の反省を踏まえて、さらに効率的にまわる作戦。

前見かけなかった(気づかなかった?)のは、サンダース大学付属高校後援会ののぼりがあることだ。
どうやら・・・派閥が出来つつあるようだな(歓喜
聖グロリアーナ女学院の後援会・・・できないものですかねえ・・・。
そしたら、僕はクルセイダーをつくり始めますが。
それはともかく、海水浴客は町にたくさん来るけど、いかんせん商店街には
近寄らない。そう、ここにいるのは大抵ガルパンファンである。
商店街の商品は確かに大手スーパーに押され気味だが、お店の人たちは
ガルパンファンが店を見ていると「どこから来たの?」
「うちでこういう商品つくったんだよ」とか話しかけてくれる。
この点、親王殿下も行政関係者として感心した様子だった。

被弾につき、改修中!実はここ、以前は気づかなかったのである。
こういう細部にもこだわる点、どこにあるだろうか。
ハード面でさえ補償する戦車道連盟・・・恐ろしい。
独立行政法人とか特殊法人とかじゃないと無理だろこういうの。
なんて、現実的に考えてしまうのは悪い癖だな。


ところで親王殿下は、大洗町役場を見た時に大きな衝撃を受けていた。
「でけえ!」というわけである。あ、つまり。自分とこは小さいよねと。
親王殿下のとこは、まぁ人口的にも大洗と同レベルだがいかんせん、庁舎が小さい。
隣の商工会館も負けているし、さらに文化ホールの大きさにも度肝を抜かれていた。
確かにあの文化ホールは、若林市民センターのホールにも勝ってると思うわ。
「凹むわー・・・」と、うちひしがれた様子の親王殿下にも朗報が。
「あ、シルバー人材センターは同じくらいだ」





さて、知る人は知っていると思うが
文房具と書籍を取り扱う江口又新堂さん。
ここではおばちゃんがとてもお話好き。
ファンがプチフィギュアを置いていったとかで
展示されていた。これ、何と手づくりらしいんすよ。
大洗の商店街の特徴は、店づくりにファンも一役買っていることだ。
ファンと交流する店は、いろいろな物が増えていく。
そうしていくうちに、店の雰囲気がとても華やかになり、店に入りやすくなるのだ。
当然のぼりを置くだけでもウェルカムな感じが出ているが、ボードを出したり
店先に交流ノートや模型などを置くと、なおいいだろう。
これは多分、聖地に限った話じゃないと思う。ぜひお店を経営されている方は
参考にしてほしい。

観光庁が主催する「今しかできない旅がある」若者旅行を応援する取組表彰で
仕掛人である株式会社Oaraiクリエイティブマネジメントが奨励賞を受賞した。
受動的にアニメの舞台になったのではなく、企画段階から大洗を舞台として盛り込み
制作会社と地域が連携して取り組んだことが評価された。
表彰されたことはめでたいとしても・・・。
観光庁がこの表彰を行うことで何を狙っているのかがわからないな。
何かしらインセンティブはあっていいと思うんだけど。


さて、おみやげも買って、試験の採点もしてと。
ちなみに、108点でした。2問間違えたんだね・・・。
何とまた、スタンプラリー道が始まっている。
今回は、アウトレットでの賞品引き渡しではなく、賞品引き渡し場所も
探さないといけないという鬼畜ぶりw
とはいえ、ヒントはあるようなので、何とかなるだろう。
親王殿下は、帰りの渋滞をえらく心配していたが
実際、帰り道はまったく渋滞しておらず、少し詰まった程度で
快走だったのである。運転の親王殿下マジおつかれっした。