白雉日報社公式ブログ

日本第一党東北地方の何でも屋さん。

増加するまとめサイト、気を付けて利用を

ネット環境の普及と多様化が進むにつれて
多彩な情報が簡単に手に入る世の中となった。
登記謄本をはじめとする公的文書や、政治からエンタメといった
時事情報についても、今や端末一つあれば事足りるといって過言ではない。
一々プリントアウトしなくても、PDF化すればいつでもその文書を見ることができるし
次の参院選ではネット投票を導入し、投票率を上げようと躍起になっている状況だ。
情報量が多くなるのは歓迎すべきことかもしれないが
その取捨選択はやはり面倒…。
そんな面倒くさがりに代わって、ある程度のテーマで
ネット掲示板などの情報を集めているのが「まとめサイト」という存在。
日々多くの出来事が起こる中で、報道されないことや媒体が取り上げにくいことなども
網羅していることが利点して挙げられ、その数は飛躍的に増えている。
僕もそのまとめサイトにお世話になっている一人で
基本的には、日本や世界中で起こった出来事に対して海外のネットユーザーが
どう考えているかをまとめたものや、保守系ニュース、アニゲー系などが多い。


海外の反応アンテナ
http://kaigai-antenna.com/


保守速報
http://www.hoshusokuhou.com/


エンタメ系などは「にゅーあきばドットコム」や「やらおん」など、多くのサイトを見ている。
また、報道されないようなネタなどはvip系(2ちゃんねるニュー速vip板)のをみることもある。
最近では、タイトルもテンプレート化してきて
「○○した結果www」、「【悲報】○○が○○する」、「○○したったwww」
など、一種の煽りに対する情熱には感嘆することもある。
例えば自分で「こういうことがあったんだけど…」というネタを投稿すると
媒体はほぼ確実にスルーするので、人の目に触れるチャンスはなかなかない。
だが、それがあまりに衝撃的だったり、反響が多いと媒体も取り上げることがあるのだから
ネットユーザーの力も凄いことになってきたと感じる。
そんな中で「え!これってこういうことだったのか!」とか新しい発見があって
大変有意義だし、非常に面白い。知恵の泉のごとくである…といったら言い過ぎだろうか。
例えば、下記のまとめサイトでは
「軍の階級がよく解らないんだけど…」(http://totalmatomedia.blog.fc2.com/blog-entry-644.html
と、あるユーザーが疑問に思ったことを投稿する。するとそこへ詳しい人が
細かく説明する。そこで、そういえばあれはこうだと、話がいろんなところへ
発展していくのである。軍の階級といわれれば、オタクっぽいなぁと思われがちだが
そこでは一般の会社に例えたり、大変なことや日常の業務についても
書かれており、覚えていて損はなさそうな話題で埋め尽くされている。
そのため「まとめサイト見ていて時間があっという間に過ぎた」というのは多くの人が通る道だ。
残念ながら、僕は掲示板に書き込むことはあまりないので、このようにまとめられることもない。


一方で、ネットリテラシーの不足によるトラブルも多発している。
ツイッターでは、芸能人や政治家などの発言によって「炎上」することもあるほか
名古屋駅を爆破する」などと面白半分に投稿し、逮捕された人もいる。
もちろん「冗談だよw」では済まないのが怖いところで、この場合は
偽計業務妨害という立派な犯罪。投稿内容がどこか違法な部分はないかどうかなどを
考えて、ネットとリアルでは勝手が違うことも念頭に置く必要があるだろう。