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今日は晴れ、かなり冷える。
昨日の雨以降、まさに冬になってしまった状態で
寒くて寒くてしょうがない。
この前、せっかくエアリに行った時に良さげな半纏があったのに
なんかかっこ悪いなーと思って見送った俺がバカだった!
とにかく、明日以降も相当寒くなることは必至だそうだから
まぁ、生姜湯でも飲んでればいいんじゃねえの?
さて、今日は…
…なにもしてねえな…まさにゴロゴロして終了した。
なんてこった!俺としたことが!
DVD見て、昨日買ったラノベを読んで一日が終了しちまうなんて!
そんなことは許されないよな。
しかしまぁ、面白かったけどさ。普通に。
ラノベって書いてあることはストレートではないし
感情表現が豊かに書かれているから、人の心を理解するのに
とてもいいよな。これは人格の形成に役立つと思うんだよ。
例えばこんな感じだ。
「『まあ・・・ね』とうてい笑顔とはいえないものではあったが…そこに込められた感情は
決してわずかなものではないように思えた」
これと比較できそうなものは・・・と。
「『われわれは社会的に意義のある仕事をする者だ』こうした意識は
家族主義の経営理念と融合して『我ら野村マン』という誇り高き気位になっていた」
これは中公新書の『野村商法物語』の一説だが
比較してみると、前者はあくまで読者が登場人物の心情を推測するに任せる
しかし、檸檬を置いた心情は何かなんて途方も無いことではなく
あくまでその人の表情を想像させて、あぁ嬉しかったんだなと。
シンプルながらも、その書き方で喜びが実はかなり深いものなんだとわかる。
一方後者では、「社会的意義」というのがまず何なのかわからんだろうし
(まぁ前も読んでいればわかるんだが)○○主義の経営理念とか出た時点で
若者は脱落してしまうだろう。
だから漢字離れが顕著なのは問題ではあるんだが
だからといってもラノベは非常に人格の育成に的確だということが
何となくわかったような気がするのであった。