白雉日報社公式ブログ

日本第一党選挙対策委員会委員長とかいろいろやっています。

先端技術が歴史の謎を解明するカギに

史料は必ず正しいとはいえない

 

僕は何か調べ事をする時、wikipediaを使うことが必然的に多くなる。

しかし、wikiを必ずしも妄信しているわけではない。

例えば「晏子春秋」とは、僕が私淑する斉の名宰相である晏嬰の言行録だが

これには、時代的な裏付けがほとんどなく

晏子を題材に小説を著した宮城谷昌光氏ですら史料的価値を重視していない。

文字史料というのは、書かれているものを読み、整合性だとかに気を付ければ

非常に雄弁である。それがため、その取扱いには慎重であるべきであろう。

wikiでは記事により、ほぼその史料で完結させる項目も散見できるのである。

もちろん、それは近代の戦史においても同じである。

また例を出すと、昭和19年10月、フィリピンのシブヤン海に沈んだ

戦艦武蔵は生存者の証言もあるのだが、その沈没直前の猪口艦長の言動に

それぞれ食い違いがみられるほか、公式な戦闘記録である「戦闘詳報」についても

途中、担当士官が戦死ないし記録不可となったため、後から生存者からの聞き取りや

近隣で活動していた軍艦の戦闘詳報を参考にしているのである。 

同じことは大和にも言えることで、平成11年の潜水調査を皮切りに、数次にわたる

潜水調査で、新しい発見があったり、史料の裏付けがとれたりしている。

最近発見された武蔵についても、潜水調査が進むことを期待したい。

 

最新の方法で調査結果を中継・共有を

 

このような水中考古学は特殊な技術必要であるため、まだ研究者は少ないが

例えば、九州工業大学社会ロボット具現化センター長で

(一社)ラ・プロンジェ深海工学会の浦環代表は

潜水艦「伊58」「呂50」のロボット探査による特定プロジェクトで

「伊58」は「伊47」であることが判明させるなど、大きな成果を残している。

大きな課題は、もちろん資金面であり、本プロジェクトでは

クラウドファンディングで資金調達に成功、その成果をニコニコ生放送

中継するなど、非常に先進的な方法で発信した。

私ももちろん協力させていただき、調査報告書をpdfファイルでいただいた。

行政でできない部分は民間で調査することができる面が多い。

ぜひ、先端技術の活用で今まで立ちはだかってきた壁をブレークスルーし

新発見が続くことを期待したい。

 

dic.nicovideo.jp