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今月の歴史群像、欧州派遣艦隊など貴重な資料盛りだくさん!

本を読んで嘆息した、というのは僕の場合たくさん経験しているが
昨日さっそく手放しで感心した本があったのでご紹介したい。
といっても、雑誌である。

歴史群像の最新号は、カラートピックスとして
このほどフィリピン近海の海底で発見された戦艦武蔵の
状態について詳しく解説。
さらに、作戦ごとの分析や細かい歴史の流れについて
描かれているのはもちろん驚嘆に値するが
何より驚いたのは、第一次世界大戦中に欧州に派遣された第二特務艦隊
の足跡が写真付きで掲載されていることである。


第一次世界大戦時、わが国は日英同盟に基づいて連合国側に立って
ドイツに宣戦を布告し、激しい戦いの末ドイツ領青島を陥落させた。
だが、あまり知られていないことに再三の英国の要請に基づき
駆逐艦を中心とする第二特務艦隊を欧州に派遣しているのである。
同艦隊が活動したのは、主に地中海などで、直接的な戦闘はほとんどせず
輸送船団の護衛任務や、撃沈された船舶の救助活動などに当たっていた。
その間、駆逐艦「榊」が雷撃により損傷、78人の死者を出した。
その任務の写真や、佐藤大佐のポートレートなど
非常に貴重な写真が掲載されており、僕もワクワクしながら拝読した。


同誌のおもしろさは、そのコーナー展開にある。
バックナンバーでは大東亜戦争時の軍艦にある艦内神社の紹介や
その神社ゆかりの地域も載せており
「この発想はなかった!」と膝を打ったものである。
また、連載コーナーには軍隊内で食されたグルメを再現したり
大東亜戦争を戦い抜き、ご健在の方々に当時を振り返ってもらったりと
ミリタリー雑誌ならではのコーナーも満載。
ネタを探すのに苦労している姿が目に浮かぶようだが
実に見事な誌面構成であると賛辞を送りたい。
価格も1000円前後と、決して高いわけではなく、しかも隔月発行なので
学生や若年層にも買いやすいものとなっている。
「歴史全般に興味がある人」には大変おすすめの一冊だ。