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世界最大の火山がヤバい!?

最近、わが国において噴火の傾向が強くなっている。
箱根や蔵王など、複数の箇所で火山性地震が多発しているというのだ。
この傾向は、わが国に限ったことではない。
海外でも、噴火の傾向が強まっている火山が存在する。
4月22日には、チリのカラプコ火山が噴火し
その火山灰により、多くの航空機が欠航、交通に多大な影響が出た。


意外なところでは、最近支那北朝鮮の国境線にあり
両国がその領有権をめぐって争っている
長白山(朝鮮名:白頭山)も噴火の傾向があるというから驚きだ。


だが、「噴火したら地球が終わる」とされている火山がある。
米国モンタナ州ワイオミング州アイダホ州の跨がっている
イエローストーンだ。
19世紀に米国の国立公園となり、間欠泉やのどかな景色で
観光地としても知られているが
立派な火山地帯。しかも、ここが噴火すれば
アメリカの西半分が消滅する、さえいわれる
「超巨大火山(スーパーボルケーノ)」なのだ。
最近、イエローストーンでは、異変が起きつつある。
火山性地震が増加し、道路が融解、動物の以上行動など
「噴火の予兆ではないか」と分析されているのだ。
実はわが国も無関係ではいられない。
イエローストーンが噴火すれば、約500万トンの灰が大気を覆い尽くし
日光が当たらなくなるため、平均10度も気温が下がり
氷河期が訪れる。
作物は育たなくなり、食料不足が慢性化し、人類は危機にさらされるのだ。


イエローストーンがいつ噴火するか、2075年と予測する研究者もいるが
当分は大丈夫である、とする研究者もいる。
はっきりいって、対策の立てようがないし
アメリカを一瞬で滅ぼすくらいの火山に対してどのように備えができるのか。
奇しくもわが国では、東日本大震災によって防災意識が高まっている。
ここで得たノウハウを、各国に伝えていくことこそわが国の使命といえる。