モノリスは芸術的
最近、某テレ朝の番組で例の四角い物体「モノリス」について
オカルティックな特集をやっていた。
超電磁砲でも、ネタでモノリスが使われていた。
世は空前のモノリスブームとでも、いうのだろうか。
そこで俺も、「2001年宇宙の旅」を見たぞ。
同作品は1968年のスタンリー・キューブリック監督作品のSF映画で
400万年前の地球では、まだ人類はアウストラロピテクスの段階だったが
ある日、彼らの前に長方形の物体が出現する。
それに触れると、道具を使うことを覚え、進化が促されたのである。
長い年月が経って、人類は宇宙旅行に成功し、月において
再び謎の物体、モノリスに遭遇したのであった。
これは、古典的名作にして、キューブリックの巨匠たる所以でもあるのだが
暗喩的表現が多くて、人によっては「なんじゃこら」ってなることも
あるんじゃないかと思いながら見ていた。
それはともかく、モノリスっていうのは何かってのは
作中でも説明がないし、最後まで謎のままなのだが
月のモノリスは、木星に向けて強い信号を送っただけだった。
要するに、人類はここまで来たぞって警告を送ったのだが
最終的に、ボーマン船長がスターチャイルドに進化して云々となる。
じゃあスタチャって何よってなると、それはわからない。
多分、ライトスタッフ的なものだと思う。
ところで、モノリスは長方形の黒い壁のようなものなのだが
これはとても良い形をしている。芸術的で安定している。
モノリスって、部屋に置いておきたいくらい素敵な形だ。
ああいう形はとても良い。他の形ではモノリスって感じがしない。
例えば、円形なら不安定だし、人面なら結局はそこまでだって気がする。
つまり、長方形だと限界がないっていう感じがする。
モノリスはまさに宇宙。