日本人も犠牲になった米国同時多発テロ
本日は、2001年に米国同時多発テロ事件が起こった日である。
ハイジャックし、そのうち2機がワールドトレードセンターへ
1機が米国国防総省に突入し、1機がピッツバーグ近郊に墜落した。
特にワールドトレードセンターは110階建ての高層ビル。
多くの世界的な企業が入居するこのビルは、上層階に多数の人が
取り残され、救助が難航するなか、北棟と南棟2つの棟が倒壊し
民間人や消防など約3000人が命を落とした。
極めて悲しい事件であり、世界中に衝撃と恐怖を与えたのである。
邦人は24人が犠牲に
もちろん、わが国も無関係ではない。
一連のテロで、24人の邦人が犠牲となり
ご遺体が確認されたのはわずか9人に過ぎない。
旧富士銀行(現みずほFG)が12人と圧倒的に多く
中央三井信託銀行が3人
野村総研が2人
西日本銀行(現西日本シティ銀行)が2人
ユーロブローカーズが1人
キャンター・フィッツジェラルドが1人
それぞれ搭乗していた(「第169回参議院質問答弁書」、銀泉保険コンサルティング「米国同時多発テロ事件について」)。
犠牲者の方々がいかに恐怖と闘いながら、それでも何とか生きようと
努力していたかは想像に余りある。
テロのない、安心・安全な国づくりを
今でもテロの恐怖は身近にある。わが国では1995年オウム真理教による
地下鉄サリン事件が、1974年には東アジア反日武装戦線による三菱重工爆破事件が
発生している。いずれも死傷者は甚大である。
このようなテロをいかに防げば良いか、安全保障上の大きな課題だろう。
改めて犠牲になられたすべての方に追悼の意を表する。
そしていつか必ずや、テロなど起きない
安全・安心な国づくりを進めていくことをお誓いしたい。