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「大嫌韓時代」ヒットに慢心するな

在日特権を許さない市民の会在特会)の桜井誠会長による
「大嫌韓時代」がamazonで全書籍1位に躍り出た。
書店ではすでに品薄状態が続き、重版が決定。
そのため、ネット上ではお祭り状態になっているようだ。
そもそも、同書は在特会の活動紹介や韓国の反日活動を
フィーチャリングしたもので、実は新しい話題はそれほど多くはない。
だが、これほどまでに爆発的にヒットしたのは
しばき隊をはじめとする妨害活動によるものが大きい。


というのは、株式会社書泉が運営する書泉グランデでは
同書の発売告知を行ったところ、「差別に加担するのか」と
妨害活動が盛んに展開され、書泉では謝罪文を掲載する羽目になった。
これを見たネットユーザーが「言論弾圧ではないか」「ますます韓国が嫌いになった」と
注文が殺到。妨害行為を働いたつもりが
宣伝に一役かってしまったというお粗末な結果につながったのである。
いわゆる「反ヘイト」側の失点はこれに始まったことではない。
行動する保守への罵声はヘイトではないと言い張ったり
暴行、脅迫、傷害で逮捕されたりと
もはや大衆の支持を得る気はないようである。
何はともあれ、コスト0で大きい宣伝効果が得られた騒動なだけに
桜井会長は笑いが止まらないであろう。


とはいえ、本がヒットしたからといって行動する保守運動の興隆に
結び付くという考えは飛躍しすぎである。
まだまだ世論形成の第一歩に過ぎないのであるから
それをどのように行動に移してもらうか
戦略的に考える必要があるだろう。


大嫌韓時代 (SEIRINDO BOOKS)

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