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「従軍慰安婦」主催団体が差別行為か

さて、聖地巡礼も終わり、やや落ち着きを取り戻してきた当社。
そこへ、驚くべき事実が河北新報にて報じられていた。
在特会宮城支部も協賛団体に名を連ねている
いわゆる「従軍慰安婦」についてのパネル展で
社民党宮城県連が会場として予定しているエル・パーク仙台青葉区)を使用することに対し
従軍慰安婦問題を否定することは、女性べっ視につながる」として
仙台市に使用を許可しないよう申し入れを行ったのだ。
ここで2012年12月に自称・従軍慰安婦問題のパネル展を主催していたのは
日本軍『慰安婦』問題の早期解決をめざす宮城の会(以下、早期解決をめざす宮城の会)。
同会の事務局長は婦人民主クラブ会長も兼ねる一戸葉子氏で、宮城女性9条の会の設立にも携わった人物。
さらに、共同代表の青柳優子氏は、コリア文庫の代表でもあり
これらの団体は、社民党主催のイベントには共催として出していることが多いのだ。


ところで、この申し入れについて仙台市は一蹴した。
当たり前である。自分たちが散々使っておいて、反対の立場の団体には貸すな
というのは極めて不公平だ。
また、今回のパネル展を主催する、救う会宮城では従軍慰安婦関係の団体に向けて、討論会や資料の提供などを
呼びかけたものの、相手団体は拒否。交渉をすることだけでも断られたという。
この団体については、在特会宮城支部でも討論会の開催を呼びかけたことがあるが
即答で断られてしまった。
在特会宮城支部では、同会のパネル展に行った際、何ら暴力も振るわず
ヘイトスピーチなどもなかった。声の大きさでさえ、先方より小さかったほどである。
にも関わらず、「在特会にパネル展を邪魔された」などと主張している模様だ。
支部では、予め同パネル展で主催者が対応してもらえることを確認して
質問に訪れたが、その時に無理やり担当者を引き止めることもなく
語気を荒げることすらなかったのである。早期解決をめざす宮城の会がなぜ
討論会やイベントの共催などについて歩み寄っても拒否するのかは謎であるが
「反対の立場の者は徹底的に排除」というのが彼らのやり方のようである。


なぜそう思うかについては、同会のパネル展でのやり取りを記録していることが大きい。
当該動画をご覧になった方は確認していただきたい。
在特会宮城支部が質問に行った際、最後のほうで「それならあなた方もパネル展をやればいいじゃない」と
支部に吐き捨てたのは、何を隠そう早期解決をめざす宮城の会なのである。
それならと、本当にパネル展をやるとなれば、「場所を貸すな」というのは
矛盾しているのではないだろうか。
人権の平等というのは、思想や良心の自由が保証されて初めて掲げることができるはずである。
今回開催する従軍慰安婦のパネル展は、当然強制性を否定するものだが
反対の立場の人たちでも入場できるし、議論にも応じる。
反対の立場の話も聞こうという場の提供も申し出た。
一方、早期解決をめざす宮城の会が開催するイベントでは、質問にほとんど答えていないばかりか
反対の意見を述べると「威圧的だ」と取り合おうとしない。
酷い時には、一般人が会場に入れてもらえない場合もあったのである(この動画も残っている)。
どちらが排外主義であり差別主義であろうか。
愚鈍な筆者は、あまりに高度な早期解決をめざす宮城の会の超理論に、頭を抱えるばかりである。