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わが聖地・大洗町に行ってきました

さて、実はかねてから極秘裏に計画していた
「初めての聖地巡礼−目指せビギナーズラック−」を実行した。
…まぁ、そんなサブタイトルは今考えたんだけど。
当社で全力推し中の「ガールズ&パンツァー」の聖地・茨城県大洗町に行ってきた。
朝6時くらいに出ればいいかな?なんて考えていたけど
テンションが上がりすぎて、朝5時には出発していた…。
ところで、大洗町に行くためには2つのルートがある。
一つは、仙台→東北道を南下→磐越道を東行→常磐道を南下→東水戸道路を東行→水戸大洗IC
もう一つは、仙台→東北道を南下→北関東道を東行→東水戸道路を東行→水戸大洗IC
である。
もちろん、僕は前者を選択した。ま、ルート検索したら一番に出たというだけなんだがね。
さて、3時間程度で着くという情報を鵜呑みにした僕。早く着き過ぎたらどーしよー!などと
考えていたが…それはとてつもなく甘い考えだった。
はっきり言うと。遠い!遠すぎ!!
しかもぼっちだから、寂しすぎ!これ青森に行った時と同じじゃねーか!
と、自分の学習能力の無さはいいとして…ま、大体4時間くらいです。9時ころに着いたので。
だから、普通に駅とか役場は開いているわけだね。
というわけで大洗駅に行ってみた。


アングルがちょいと手前すぎたかな。上が現地での写真
下がアニメ最終回でのシーンである。鹿島臨海鉄道が全面協力していることもあり
再現率はほぼ100パーである。駅の売店でもガルパングッズが置かれているし
記念乗車券も販売中。500円だけど買ったぜ!

で、あれ!なんかでかい横断幕がある!やべえと思って撮影したのだが
実はこのシーンも使われていることがわかった。

第7話で麻子のおばあの病院から戻るシーン。
何とまぁ…。偶然ですわ。
ちなみにこの駅、インフォメーションコーナーもあって
ガルパン関係の展示室と化している。

原画とか模型、その他いろいろなものが展示されている。
平日にもかかわらず、次から次へと入場者が途絶えることはない。
ここも同鉄道で運営しており、受付の職員の方も非常にテンションが高い。
何と、平日でも100人が入場するようになったとのこと。イベントがある日だと
2000人だそうだ…。それ以前は?聞くと、「・・・・」とのことである。
そうそう、ここでスタンプラリーの台紙を貰える。そんで町内のいろんなところで
スタンプを押して参加賞がもらえるそうだ。
もちろん集めたのだが、その前に。
特別住民票が役場で交付される。
平日だと役場が開いているので、手に入れていない人も多いのではなかろうか。
ちなみに1枚あたり300円の手数料がかかる。あんこうチームの5人全員分交付してもらうと
1500円と、結構良いお値段する。

商工会の前にこんなのぼりが。これ、商工会でつくって町内の商店に頒布しているもので
あとでいくらでも見ることになる。まじで目立つから、まるで本当に大洗町から優勝校が出たかのようだ。
実際、優勝校が出るよりもお金が回るんですけどね(ゲス顔)

大洗町東日本大震災津波被害が出た地域でもある。
人的被害は出なかったものの、建物被害や自動車など物損による被害が
かなりでかかった。今でも原発事故による風評被害が続く地域だ。
そういう意味でガルパンは、救世主ともいえる存在である。


さて、物語に戻ろう。
大洗町はあまり広くない町だ。中心市街地にいろんなものが集積していて
郊外型大型店舗もそれほど多くない。従って、ここで商圏が完結するわけである。
これは聖地巡礼にとって大切なことだ。まぁ便利すぎても逆にありがたみがないんですけどね。
ここの近くに、極めて珍しい神社がある。大洗磯前神社だ。
これについてはいずれ詳述するが、その前に実はここも作中に登場する。

駐車場から降りていく途中。ここは第4話で市街戦に持ち込むシーンでの登場。

ここまで再現できるってすげえと思う。
それほど有名なシーンだ。
あー、ところで4話にて向かいのビルの屋上から手を降っているシーンがある。
これは大洗ホテルの従業員一同で、もちろん同ホテルも全面的に協力している。
なので、大洗ホテルに行くと

こんな麻子が迎えてくれる。何だか雇用されているらしく
名刺もある。ここの売店に行くと、名刺交換をしてもらえますぞ。
ここのツイッターも要チェックだぜ!
さて、この後海で遊んだりいろいろしたんだけど
目的を思い出して、街中へ探索をスタート。現在、商店街では「まちなかかくれんぼ」というのを
やっていて、ガルパンのキャラクターの等身大パネルが店先に置かれている。

こんな感じで。ここは…あー、茨城県信用組合大洗支店さんです。
生徒会副会長の小山柚子がいます。断っておくとこのパネル、当然版権クリア済みです。
バンダイビジュアルすげえ!とは地元の談。
ところで、商店街は本当に昔ながらの商店街という感じなんだけど
今や聖地ということもあり、巡礼者を(平日なのに)あちこちで見かける。
そんな中、「!?」と思わせる衝撃的な車を見つけたので、さっそく撮影させていただいた。

まさかのウサギさんチーム。しかも澤梓。
これは痛車でも、かなりコアな痛車ですねぇ…。
群馬からおいでの巡礼者の方、でも何回も来ているから
もはやこっちがホームタウンのようだ。近いとすぐ着くから羨ましいね。
ここで巡礼者の皆さんはとてもフレンドリー。だから声を掛けると
すぐ話が盛り上がる。コメットのことをティーガーとかいってマジすまんかった。
まちなかで巡礼者はすぐわかるので、声を掛けて
「どのへんまで回りました?」なんて話しかけてこれはどこだの
あれはこう行ったほうがいいだのと、情報交換もする。ぼっちの僕にはとても嬉しい交流だ。


またまたアニメに戻ろう。
実は大洗には、アウトレットモールがある。
もちろんアウトレットの写真も撮ったけど…うまいこと
アニメの場面とアングルが合っていそうなものがなかった。無念。
とはいえ、ランドマークであるところの「大洗マリンタワー」は必見である。

あ、もちろんここも作中に描かれています。
第4話で同じく市街戦に持ち込むシーンです。
ちょっとアングルは違うけど、まぁわかるでしょ。

ちなみに、横の学園艦の代わりにフェリーが停泊しています。
大きさは全然違うけど、苫小牧に行くフェリー。
あ、ちなみにこのマリンタワー、ちょっとした仕掛けがあって
アウトレットからマリンタワーを見てみますと

うーむ、何か写ってますな。
というわけで、望遠レンズを持ちだして再度撮影。

わかるか!
気づかない人のほうが多いような気がする。
だが、実は僕も他のブログを見てこの存在を知ったのだった…。
知らなければ多分気づいてなかっただろうな。
このマリンタワーに上ってみますと

あんこうチームの5人が迎えてくれるのでありますぅ!
他には写真の展示などあるけども、非常に眺めが良い。
そんな写真の一枚がまたしても、アニメの1シーンと合致。

仙台の三井アウトレットと比べると、敷地は小さいかな…などと思いながら
何気なく撮ったのだが、実はこの写真。

これもうパースとかで使っていいんじゃないかな。
アングルは少し違うけど、まあマリンタワーからの眺めだね。
ちなみに第3話の練習試合開始前のシーン。


再び街中に参りまして…ほんと、ガルパン一色ですな…。

ここは、知る人ぞ知る名旅館だったりする。
というわけで、この写真は意図的にこのアングル。

第4話の市街戦のシーン。ここのシーンは特に迫力が凄くて
一気にガルパンの人気に火が付いた有名なシーンだ。
ここの旅館「肴屋本店」さんは、この後戦車が突っ込み
「戦車に突っ込まれた旅館」として、ファンの間からヴァチカンのような扱いを受けている。
そんでもって、この肴屋本店さんのとこには

ダージリン様の御姿が!!!
脇には、アニメでおなじみとなるティーセットまで…。
このダージリン様の御姿、実は何度も拝見することになる。
実は僕、ここに泊まりましたw休前日は何ヶ月も先まで埋まっているが、平日は
意外と空いているので、さっそく予約してみたわけ。ガルパンプランを選ぶと
オリジナルタオルも付いてきて、ファンには嬉しい特典だ。

ここのお肉屋さんはバレー部の磯辺キャプテンのパネル。
で、ガルパンファン向けに紙コップに鳥の唐揚げを入れて200円で提供。
揚げたてで、とんでもなくうまかった。

このお菓子屋さんでは華さんのパネルが置いてあって、特製のみつ団子も販売している。
華さんは食べるのが好きだから、もってこいだな。
手前に中学生らしき姿が見えるが…気にする様子なし。
もはや日常生活…とでも、いうのだろうか。


まじで種類がいろいろあって、パネルだけでも54枚あるから今日はここまで。
旅館の談話室にはガルパン関係のグッズやら本やら、DVDやらが置いてあって
読み放題だ。その日の夜は旅館の若旦那と、ガルパン関連の展開についてお話を伺い
非常に有意義な気持ちに包まれながら、床についた。
あ、そうそう。お風呂は残念ながら温泉ではなく普通の沸かし湯だが
ここで愛知県からきたというガルパンファンの方とお話し交流を深めた。
殺伐とした雰囲気じゃなくて、フレンドリーで礼儀正しい人が多いのも
聖地巡礼に訪れるファンの良さだ。