白雉日報社公式ブログ

日本第一党東北地方の何でも屋さん。

マーベラス黒字転換、アニメ作品がけん引

続々と企業の決算が発表されている。
大体の企業が業績の持ち直しに躍起になっていて
コスト削減や、不採算部門の圧縮などでどうにか持ち直している状況だ。
注目しているコンテンツ業界だが
映像・音楽大手の株式会社マーベラスエンターテイメント(本社東京都品川区、中山晴喜社長)
の第3四半期決算では、営業利益が4.09億円(前年同期12億円の損失)
経常利益3.6億円(前年同期12.4億円の損失)と、いずれも黒字に転換した。
主力となっている音楽・映像部門では「プリキュア」シリーズや
テニスの王子様」が好調に推移したほか、「いちばんうしろの大魔王
オオカミさんと七人の仲間たち」などアニメーション作品の映像化により
売上高は27.7億円と前年同期比3.2%の増加となった。
デジタルコンテンツ事業では、人気シリーズ最新作「牧場物語 ふたごの村」や
NO MORE HEROES 英雄たちの楽園」などを発売したものの、開発中止が
響き22.5億円の売上高(前年同期比25.8%減)となった。
売上高は前年同期比と比べても12.7%の減少であり、大変厳しい状況にあるのは確かだが
音楽・映像部門が好調に推移し、デジタルコンテンツ部門の再生が
実現すれば、経営改善も充分可能の範囲にあるといえるだろう。