白雉日報社公式ブログ

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「消されたヘッドライン」記者から見ると…

消されたヘッドライン」を見た。
ヘッドラインは速報とか、特ダネとかっていう意味で使われるが
この作品は、グローブ紙のベテラン記者と、ウェブ版の新人記者が
手を組んで、議員のスキャンダルと別の場所で起きた殺人事件の
真相を究明するというもの。
この中には、当然取材や記事に対する圧力というものも描かれているが
逆にメディアからの脅しというものも描かれている。
ま、要するに「そんなこというならあんたのこと記事にするぞ」と
そういうことだ。この業界に4年ばかりいるが、やはり圧力らしきものは
あるし、その逆もまた存在することを知っている。
で、今はネットの普及によって、一般人でも世界に発信できるわけだから
有名ブログなんかだと、それなりの影響力があるわけだ。
てことは、当然その勢力も無視できないわけで、今まで限られたやり方だったものが
大きく拡大している状況があると思う。
例えば、疑惑がある企業に一般人が電話して
「そういう対応するとYOUTUBEにアップします」というやり方もあって
メディアとしての力が拡散されているわけだ。
まぁ、それが良いか悪いかってのは判断できかねるけども。


この作品は、そうねぇ。忠実に再現している部分は多いかな。
ただ、あの中では取材のやり方が完全にアウトなものもあって
誇張されている部分は多いけども。

でもおもしろかったな。