白雉日報社公式ブログ

日本第一党東北地方の何でも屋さん。

今日はくもり、やや暑い。
暑いというかね、湿気がひどいんだよね。
だから、一日中ジメジメしていて、かなり不快だった。


さて、今日は全労連主催のパート・臨時・派遣で働くなかまの全国交流集会が
国際センターで行われたので、それに行ってきた。
今日のシンポジウムではNHKスペシャルワーキングプア」のチーフプロデューサー
の春原雄策さんがパネリストとして参加。
それからパート・臨時労組連絡会副代表の川西玲子さん。
まず、NHKスペシャルワーキングプア」のダイジェスト版を見たんだけど
ワーキングプアって本当に苦しいよな。
例えば日雇い派遣の問題だが、これは雇用が日雇いなもんだから
1日経ったら金貰っておしまい。日当は大体7000円くらい。
食事代は1日2食だとしても1000円くらいかかる。
で、これで終わりならホテルに泊まればいいとかいう話になるが
何しろ明日以降の生活はどうなるかわからないから
できるだけお金は節約したい。それでネットカフェで夜を明かす。
こういう人々はネットカフェ難民というわけだ。
因みに日雇いの仕事がない時はお金がないから
ファスドフード店で夜を明かす。これはどう考えても絶望だ。
俺はこのシンポジウムでいくつか知ったことがある。
一つ目。
英国では、役所の人が道端に立って
「仕事困ってない?」と通行人に聞く。
「困ってるよ」「どんな仕事がしたい?」
「何でもするよ」「よし、支援しよう」と、こうだ。
雇用は国の政策だから、役人が積極的に雇用確保へ取り組む。


そして二つ目。
英国では、子どもが生まれるとその子名義で6万円入りの口座がもらえる。
しかし、その6万円はその子が18歳になるまで引き落とせない。
18歳になる頃には100万円くらいになってるから、それを学費に使ったり
就職の準備をしたりできる。
すなわち、その家庭の問題で大学に行けないとか就職できないといった
門戸によってその人のライフプランが制限されるようなことを防いでいるのだ。
窃盗事件の動機の大半が金に困って、だとすると
最初に6万円負担することで、その犯罪の抑止に寄与することができるだろう。


だから俺はとても感動した。
その後、デモ行進を行ったんだが、俺は全労連関係者じゃないので
カメラ撮影してた。意外と楽しかった。