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[歴史]

今日は恐れ多くも昭和64年。
先帝・昭和天皇陛下が崩御遊ばした日でございます。
先帝は、平和を博愛される御性格であらせられ、白鳥庫吉などに学ばれ
立憲君主の御立場より政治不介入の原則を御遵守遊ばしておられました。
その一方で、皇族方の祭祀が途絶えるのを御悲しみになり
高松宮家に有栖川家の祭祀を続けさせるなど、御自らが日本の社稷として
畏くも、国民のアイデンティティーとして国民を御親愛なされたのでございます。
戦後は、国民統合の平和の象徴として、親しく国民を御見舞いされ
車中泊を御体験され、侍従一堂は誠に恐縮次第であったのであります。
そんな全国行啓でございまするが、どこへ出御されましても万歳の声。
御旅館へと御宿泊遊ばす時、エレベーターの使い方に驚かれた陛下。
「何とも旅館というのは宿泊するのに便利にできているものだ」と感慨と共に
御残されたというわけでございます。
しかし、陛下は生物学者でもあらせられ、その御才知たるや
大学教授でさえ舌を巻くほど。新種の御発見も非常に多く
改めて「学者天皇」と世界から賞賛されました。
我々日本国民も、陛下の大御心と寸分違わず
平和国家として、歩み続けなければならないと心を新たにした次第でございます。