白雉日報社公式ブログ

日本第一党東北地方の何でも屋さん。

ブラッド・ダイヤモンド」を見た。
これ主人公がダイヤを追っている、まぁハンターみたいなもんで
武装組織の襲撃を受けて家族と離れ離れになった漁師と知り合って
お互いの目的に協力する条件で、一緒にそれぞれの探し物を
探しにいくわけだ。
でも俺は、ダイヤなんてのは設定に過ぎなくて、実際は
アフリカの深刻な内戦と貧困・犯罪と疫病の現状というのを
考えざるを得なかった。
そう、この映画でダイヤを扱ったのは正直どうでもいいことなんだ。
要するに、あれだけ頑張って働いても、手元に残るのが数ドルで
こんなんじゃ生活できるわけねー。
でも他に生きていく道がないから、やらざるを得ない。
これに今スポットが当てられていて、「フェアトレード」というのだ。
日本のチョコレートメーカーなんかがカカオをアフリカから輸入する時
中間マージンは一切なしで、現地の生産者に直接買い付けようという制度だ。
これによって、生産者が生産した分だけお金を貰える。
これは無印良品を展開している良品計画などが導入しているが、
他の農作物にも広げてほしいものだ。
そうすればアフリカは経済的に立ち直れるチャンスになるし
自信を取り戻せるようになるだろうから。