2007-07-07 ■ 歴史 歴史 昭和19年(1944) の今日は、サイパン島が玉砕した日。 「絶対国防圏」の拠点でもあった当地が陥落すれば 日本本土へのB29による爆撃が可能になってしまう。 サイパンの防備を憂慮した昭和天皇に向かって 東条首相(当時)は「サイパンの守りは磐石であり、難攻不落であります」 と自信満々に申し上げたそうだ。 確かに、要塞化は進んでいた。 だが、その計画はほとんどが資材と人材不足により頓挫していた。 準備も極めて中途半端であったし、戦術も水際戦法で 玉砕も早かった。 米沢出身の南雲中将も、この日自決されました。