白雉日報社公式ブログ

日本第一党東北地方の何でも屋さん。

えーと今日は。
1943年の今日、日本軍がアッツ島を攻略した日です。
攻略というか、占拠ですね。無人島だったし。
アッツ島はどこにあるかご存知の方は凄いですね。
無駄な知識だけあります。まぁ私もご他聞に漏れず無駄野郎なわけです。
アッツ島は、アリューシャン列島にあります。アリューシャン列島は
ベーリング海にあります。アリューシャン列島を知らない人は
遠洋サケ漁船に乗ればわかります。サケで何となく検討はつきましたね。
そうです。アッツ島は北にあります。ロシアとアラスカの間に点線の如く
連なっている島々。それがアリューシャン列島です。
その中の1つにアッツ島はあります。
あれれ、日本軍は何のためにこんな島を分捕ったのでしょう?
実はある作戦のためでした。
日本軍はミッドウェー海戦で敗北はしたものの、未だ太平洋の勢力圏を
伸ばしつつありました。
某書によると、ミッドウェーを攻略した後はハワイを攻略、西海岸を攻略
もうここまで来たら途方も無い作戦としか言いようがありませんね。
さて、そんな途方も無い作戦の1つにアラスカ攻略というのがありました。
アラスカなんて雪ばっかで、アザラシとイヌゾリに乗って進軍・・・
なんてことは多分なかったでしょうが、アラスカに何の価値が?
と思う人も大勢いるはず。アラスカにはダッチハーバーという米海軍の基地
がありました。まずはアッツ島を攻略して、ダッチハーバー攻略の布石
にしようという魂胆だったわけですね。
まぁアラスカからカナダを経由してアメリカ本土に進行ってことも
考えていたかもしれません。カナダは連合国側でしたから。
さて、そんな寒いところに行かされたのが、旭川連隊。北海道は旭川
編成された連隊です。この部隊の隊長は山崎保代大佐といいます。
のちにこの部隊は太平洋戦争始まって初の玉砕をやってのけるわけです。