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アメリカの独立記念日!

今日は、何の日かご存知の方は相当おられるだろう。
そう、アメリカ合衆国独立記念日だ。
この独立記念日は「7月4日に生まれて」などで
覚えやすくなったよな。
アメリカは、元々は大英帝国とフランスの植民地が
混在していて、フレンチ・インディアン戦争を経て
アメリカにおける権益が大英帝国のものになってくると
フランスは植民地における独立運動を支援した。
植民地では、自治組織が作られ、いわゆる「大陸会議」によって
大英帝国からの独立を目指した。
フランスからは、ラ・ファイエットなどの面々が
海陸から大陸軍を支援し、英国軍を散々に痛めつけたことは有名だ。
この戦争では、英国式の植民地経営を否定することにもなった。
例えば、「代表なき課税」などはその典型だろう。
この後、20世紀に至るまで、英国は植民地における独立運動
鎮圧に腐心することになる。
このアメリカも、植民地側の国家だったわけだが
その後、世界各地に植民地、または準州という名目で領土を
獲得することになる。しかも、世界各地の独裁者を支援し
さらにベトナム戦争など、海外派兵も積極的に行うなど
かつて植民地だった面影は一切ない。
結局のところ、アメリカでは白人至上主義が渦巻き
有色人種や共産主義者への弾圧は長く続くわけだから
独立時の、または南北戦争時の志を今でも彼らは持っているのか
甚だ疑問に感じざるを得ない。
どこの植民地にもならず、独自に近代化を成し遂げたわが国では
搾取型の植民地経営をせずに、殖産興業に努め、その名残は
未だに残っているわけだから、欧米型の植民地経営とは対照的である。
残念ながら、東北では明治維新の恩恵にあずかることができなかったわけだが
だからといって、明治維新は起きて正解だったと思う。
アンシャン・レジームはいつか刷新されるべきだし
そのタイミングは確かにあの時だった。
しかし…旧幕府側への対応があまりにも悪すぎた。
佐幕派の中にも、開明的な人物は多くいたのにと思うと
誠にもったいない。
話がズレた。アメリカは、オバマ政権になり、変化を迎えている
と思う。しかし、独立戦争は何のための戦争だったのか
考えてほしいとボクは思うよ。