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「アンダーカヴァー」を見た。

アンダーカヴァー」を見た。
これは、父親が署長で、兄も市警の幹部
それに比べて、クラブの経営をやりながら気楽に生活している弟がいて
その弟の店で大規模なガサ入れがあった。
しかし、その報復に兄が銃撃され、怒りに燃える弟は…
というストーリー。
はっきり言うと、これは「おもしろい!」というものではない。
なぜなら、いかにサスペンスだからといっても
でかい爆発だの、高速を逆走して4,5台爆発だのって演出はないからだ。
この作品が訴えたいのは、要するに家族愛は
どんなにヒネくれた弟だろうが
堅物のアニキだろうが、厳格な親父だろうが
通じないことはない、ということに尽きるだろう。
そういう意味では、個人的に良作には入ると思う。
ただ、前述のように「ラッシュ・アワー」みたいなアクションシーンや
羊たちの沈黙」のような推理物かと思う人にはまったく不向きだ。
だからこの作品は、サスペンスよりはヒューマンドラマに近い。



ちなみに「アンダーカヴァー」は「内偵調査」という意味らしいが
実際、内偵調査なんか1回しかやってない。