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GHQ資金で反共工作 旧軍幹部の「河辺機関」
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=SMT&PG=STORY&NGID=intl&NWID=2006081201003070


GHQが河辺虎四郎中将らを
集めて作った工作機関「河辺機関」ですが
旧ソ連朝鮮半島工作員を投入するなど
共工作に旧軍幹部を使っていたことが明らかになりました。
河辺さんといえば、南方軍総参謀副長時代
インパール作戦のゴーサインを出した人です。
南方軍・・・そういうパイプでもあるんでしょうか。
でもスパイ活動は、戦前の日本はかなりのレベルでした。
ドラマ「ストックホルムの密使
陸軍中野学校でも代表されるように
それこそ世界中に日本のスパイネットワークがありました。
陸軍省に「調査部」というのがあって
その下部に「防諜部」がありました。
また、参謀本部の第2部第8課は
別名「諜報部」と呼ばれていたそうです。
内務省にも特高警察外事課がありましたし
憲兵司令部にも外事課がありました。
NHKスペシャル
「届かなかった手紙〜関東軍は何を検閲していたか〜」
でも、スパイ活動について言及しています。
関東軍は主に対ソ戦を意識していましたから
亡命ロシア人やソ連大使館なんかをマークしていたそうです。
憲兵の方が封書の開け方も実演していました。
定規みたいなもので慎重に開けていくんです。
中身をチェックして、許可不許可を決める。
内容については非常に厳しくて、軍事機密はもちろん
自分の仕事内容、故郷に帰りたいというものまでNG。
スパイと思われるものは、泳がせておいて
仲間と一緒に一猛打尽というわけですね。
とはいえ、工作機関はかなり暗躍したらしく
日露戦争では、明石元二郎大佐が共産勢力に資金援助を
したりしていました。その中にはレーニンも含まれています。
有名なのではインドにおける藤原機関ですね。
チャンドラ・ボース独立運動を支援したのが藤原機関です。
他にも「岩畔機関」「南機関」「光機関」なんかが有名です。
これらは民族独立の支援のためで
首尾よく日本の敗戦の前に独立を宣言。
後々までこの民族独立の精神は受け継がれていきます。