白雉日報社公式ブログ

日本第一党東北地方の何でも屋さん。

さて、もうじき終戦記念日だ。
いろんなサイトで戦争について論じられている。
曰く「平和のための戦争=矛盾」曰く「戦争は絶対やってはいけない」
しかし敢えて言わせていただければ、俺は戦争をやってはいけないことは
ないと思う。何となればクラウゼヴィッツの曰く「戦争は政治の延長線上である」
という。戦争は政治の一つだっていうことだね。
だからルールがある。それがハーグ陸戦協定であり、ジュネーヴ条約だと思う。
であるのならば戦犯として裁くのは「平和に対する罪」はないはずだ。
また戦勝国によって一方的に裁かれることがあってはならない。
フセイン特別裁判には断固反対だし、アメリカにも充分罪はあるはず。
アルジャジーラによって無差別爆撃が報じられたのも事実だし
捕虜虐待があったのも国防総省によって認められたから。
そんなら、虐待を止めるべき部隊長も裁かれるべきだし、ひいてはそんな軍隊を
作ったジョージも悪いはずだ。
そういう状況を作ったのが東京裁判だった。生贄論で論じていけば犠牲は必要だった
かもしれないが、あの裁判は残念ながらナチの人民裁判と同じくらい
トンデモな内容だった。判決内容が重すぎたことはキーナン検事も認めたことだった。
ちなみに死刑を支持したのはアメリカ、ソ連、英国、オーストラリア、カナダ、オランダ
フランスだった。中国は意外にも死刑を不支持した。インドは全員無罪。
インドのパル判事は「裁く者の手も汚れている」と主張。
因みに命拾いしたのは木戸幸一で、6対4で死刑を免れていた。
しかし広田弘毅は逆に4対6で死刑となった。最も罪が軽いと思われた判決の中では
最も重い判決が下された。
2名の無罪を出したニュールンベルク裁判と違って、全員有罪という東京裁判
かなり厳しいものだったと言われている。
南京攻略の総司令官だった武藤章は、南京事件で死刑となった。
じゃあイラク戦争でも、バグダッドを攻略したあの司令官は処刑されなければ
ならなかった!
でも日本は挑発にのってしまった!痛い、これは痛いぞ。
確かに日本はアメリカに石油を止められて正直やばかった。
でも戦争をするべきではなかったのだ。大人しくインドシナから撤退すりゃ良かった。
国民党を援助するナチなんかと同盟なんか組んじゃいけなかった!
そうすれば満州国だけは認められていたかもしれない。
アメリカもニ正面戦争は望んじゃいなかったはずなのだ。
だから日本にも責任はあるはず。もちろん東条内閣が悪い!おっぱじめた内閣の責任
なんだからね。国民を守れなかった罪は重い!
だからといって処刑しちゃいけなかったし、それでは人民裁判状態なはずだった。
というわけで、戦争は日本が悪いけど、裁判は無効とすべきだってのが俺の意見だね。
さて、ところで酒田市市民会館では、石原莞爾が喚問を受けた。
担当は英国のノースクラフト検事。でも彼は大恥をかいた。
満州事変のことは憶えていない」
「そう言わずに、何とか思い出してもらいたい」
「思い出せんものは全力を以ってしても思い出せませんなぁ」
と答えたし
「日本の戦争準備はどれほど進んでいたか、イエスかノーかで答えてもらいたい」
「日本語では程度を然りか否かで答えることはできませんね」
と答えて傍聴席はどっと笑った。ノースクラフト検事は嫌気がさして
さっさと帰ってしまった。山形では今でも石原莞爾を英雄視する人が多い。